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薄い色はお好きですか?(Written by ピーちゃん) |
ピーちゃん:「皆様、何時も私たちの面倒を見ていただき誠にありがとうございます。今日は、皆様の好みの色の子を探求してまいりたいと思い、私がこの項目を書かせていただきました。
皆様が私達の姿をご覧頂いて、"色が濃くてはっきりとしている子が良い" とか "薄くてぼやけているような子が良い" とか "白に近いのだが全体に薄青くなっている子がたまらない" とか "原色で大きな子が良い" とか・・・・・。好きなことを言って下さって、、、あ、いや、いろんなご要望をありがたく頂戴いたしております。今日は、色彩豊かな私たちの仲間で、色の薄い変わった子の1羽を紹介したいと思います。」
アオちゃん:「人によって好みは当然変わって来るとは思いますが、コキンチョウ好きの皆様方におかれましては、一般的に濃い色を見慣れた方が、薄い色をご要望になる傾向が高い(逆も有)のではないかと分析させて頂いております。」
飼い主:「その色の薄い子は下記の写真の左の子ですが、一見すると赤頭藤胸イエローに見えますが、赤頭藤胸パステルイエローで、性別はオスになります。親が赤頭パステルイエロー×黒頭白胸ブルーですので、遺伝からするとオスですので、イエローではあり得ません。なので、パステルイエローということになります。でも、通常のパステルイエローにしては、完全に色が違っています。微妙な色で、各系ともこういう子が毎年産まれてきます。」
アオちゃん:「パステルは伴性遺伝の優性なのですが、ダイリュートは常染色体上の劣性遺伝のようなので、この子は、両方が作用しているように思えるのですが、残念ながら子供の頃、赤目だったかどうかが確認できていませんので確定することができません。もし、赤目だったとするとダイリュートではなく albinism(メラニン色素の低下)の特徴ということになると思うのですが、頭の色も微妙で・・・?」
ピーちゃん:「お二人さん、私としましてはここでややこしい話をするつもりはなくて、見て綺麗で気にいって下さればOKなんですけれど。」
飼い主:「もちろん、そうなんですけれども、ブリーダーとしては皆さんに、より喜んでいただける色の個体を作出して行かなければならないということもあると思うので、どんな場合でも微妙な色の違いがある子が出てくると、遺伝によるものなのか個体による変異なのか気になる所なんですよ。」
ピーちゃん:「とにかく、いろんな色彩の私達を楽しんでくださいね。綺麗というのはある意味、武器だよね。(*^_^*)」
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★鳥たちが驚かないようにフラッシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。
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