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2013年(平成25年)残しておきたい一言集(コキンチョウ編)

平成25年12月31日(火) 初めての繁殖で自育に挑戦中・・・成功なるか?
飼い主:「今年初めての繁殖に挑戦したGFP103ペアの子が孵りましたよ! \(^o^)/  このままうまく育ててくれるといいのですが。」
ピーちゃん:「親を押しのけて覗いたらだめだと言っているのに、また、覗きましたね。親たちが外へ出てきているではないですか!」
飼い主:「すいません。私の悪い癖でして・・・。でも、すぐに巣に入りましたよ。」
アオちゃん:「この子達も、うまく育ててくれるといいのですが。どうなりますでしょうか?結果は来年のお楽しみということで。ちなみに以前紹介させていただいたGFP6、及び、GFP73の自育による子育ては、今のところうまくいっているようです。」

平成25年12月23日(月) 通常では一緒に育てさせるのはよくありません
ピーちゃん:「あれ、十姉妹のペアのSFP68番が、十姉妹の子供2羽とコキンチョウの子供1羽を育てているんですけれども、どうなっているのですか?通常は、コキンチョウと十姉妹の雛を一緒に育てさせるのは良くないですよね。親によっては失敗することもあり、そういう場合はコキンチョウの雛が落鳥する確率が高いのではないでしょうか?危険なことはやめてくださいよ!定石通りにお願いします。」
飼い主:
「うまく育ってますか。よかった。よかった。通常のやり方ではダメな確率が高いですね。でも十姉妹の性格とやり方で・・・。」
アオちゃん:「通常、コキンチョウと十姉妹の卵を一緒にして、両方の雛を十姉妹の親に育てさせるのは良くありません。親によってはコキンチョウの雛を落鳥させることがよくあるからなのです。理由は餌のやりやすさや量、巣立ち日等いろんな原因があるので、普通は一緒にせずにコキンチョウの雛だけを育てさせるのがベストです。飼い主さんは普通のやり方ではなくある手法を使っていますので、成功する確率が非常に高くなっているという訳です。でも、本当に困った時とうまく条件がそろった時でないと飼い主さんもこういうことはしませんので、念のため。」
ピーちゃん:「ところで、なぜ、この十姉妹の親を写したかわかったわ!こちらに向いている親の胸のところが、目を閉じているフクロウのように見えるからだね。何か遊んでないかい!」
アオちゃん:「面白くて良い個体ですね。私はそう思いますよ。」

右側の手前がコキンチョウの雛で、巣から出ようとしているのが十姉妹の雛です。もう一羽、下にいますが写真に写っていません。

平成25年12月17日(火) GFP73(コキンチョウのペア番号)の雛誕生。
                でも自育させて大丈夫?

飼い主:「今日は、GFP73の雛が孵りましたが、喜んでもいられません。といいますのは、このペアは去年から自分で抱卵し雛をかえすところまでは順調に行くのですが、ある程度大きくなると保温をしなくなる傾向にあります。そのせいで、去年は2回程自育に挑戦させましたが、失敗しています。今年はうまく育ててくれればいいのですが?家の子の場合、抱卵して雛をかえすところまで行くと、ほとんどが自育に成功するのですが、この子達はうまくいきません。」
ピーちゃん:「おいおい、GFP73だけが悪いような言い方をするなよな。去年の第1回目は、あんたが目の前で、鋸や金槌で庭箱を作って騒音を出していただろ。それも原因だと思うよ。」
飼い主:
「そう言えば、そういうこともあろうかと思ったのですが、寒くて仕方なかったので、第3飼育室で庭箱を作った記憶が・・・。すいませーん。私が悪うございました。<(_ _)>」
ピーちゃん:「2回目の時は確か、順調に育っているかどうか気になって、さいさい覗いていましたよね。」
飼い主:「ひゃー!そうだったような記憶が・・・。重ねてすいませーん。<(_ _)>」
アオちゃん:
「今回は、うまく育ってくれれば良いですね。何しろGFPのNoですからね。あ、皆様、後ろの数字の番号は大きいほど若いという訳ではないのですが、先頭のGFPとLGPは少し意味があるんですよ。まあ、それはともかくとして、是非、頑張ってほしいものです。ちなみに、このペアは、お父さんはパステルブルーでお母さんは特殊なノーマル/ブルーです。今回は、飼い主さんも忙しそうなので、最後まで雛を育てて自育の仲間入りをしてほしいものです。」

平成25年12月16日(月) 声が聞こえ出しました
飼い主:「昨日、書かせていただきました、GFP6夫婦の雛の声が聞こえて参りましたので、紹介させていただきます。」
ピーちゃん:「声だけかい!」
アオちゃん:
「ちょっと淋しいので、右側に雛のお父さん(赤頭パステルブルー)の写真を載せておきますね。ちなみに、お母さんは赤頭イエロー/ブルーです。」
クリックすれば、ビデオが起動し
声が聞けます。

平成25年12月8日(日) またまた、2年目で自育の仲間入りなるか?
飼い主:「またまた、2年目で初めての自育に挑戦です。雛4羽が誕生いたしました。このまま、うまく育ててくれれば自育の仲間入りとなるのですが・・・?」
ピーちゃん:「何か最近、自育させようと無理をさせてないかい。あまり寒い時期はダメですよ。」
アオちゃん:
「大丈夫です。最近は、ここのところあまり寒くはないようですし、この子達の場合、仕方がなかったところもありますので。でも、成功するかどうかは5分5分でしょう。ただ、親がかわるがわるに分担して卵を温めていたようなので、期待したい所ではありますが、餌をやるかどうかが問題です。家の子で卵を温める子達は、ほとんどが雛をかえすまでは問題なく行きますからね。」
飼い主:「パステルブルー×イエロー/ブルーのペアですが、うまくいくといいのですが。ちなみに、また1個、別の子の卵を入れています。なはは!!」
ピーちゃん:「えー、またかよ!いい加減にしろよな!!」
飼い主:「でも、安心して。最後にはちゃんと区別ができるようにはしていますから。」

またまた、自育コキンチョウなるか

平成25年12月3日(火) 卵の色で品種がわかるのか?
ピーちゃん:「卵の形や大きさは個体や環境等で違ってくるのは知っていますよね。では、僕達コキンチョウの卵の色はみんな同じなのでしょうか?」
飼い主:「えーと、待ってよ、確かブルーは違っていて・・・」
アオちゃん:「はい、今日は、ピーちゃんにしてはまじめな質問ですね。そうです。ブルーコキンチョウのメスの卵は、色が少し違っていて白という感じになりますので、初めての方でも見比べれば、わかります。ちなみに、卵が滑りやすい場所では細長い楕円形の卵を産むようになり、そうでない場所では丸に近い形になることが多いようですね。また、個体によりいつも大きな卵を産む子や、逆に小さな卵を産む子等がいて面白いんですよ。」
飼い主:「ということは、白い卵の場合は、ブルー系の雛かブルースプリット持ちの雛が生まれるということですね。もちろん、逆の場合は成り立たないですけれどもね。」
アオちゃん:「せ い か - い。もちろん、特殊な場合を除いてはねー。」
ピーちゃん:「アオちゃんがドラマの言葉をまねたらダメじゃん。」

平成25年11月26日(火) そういえば
 最近は、コキンチョウの幼鳥達が毎日巣立っていきますが、今期、初めて追込みの中に放した幼鳥の中の1羽が天国へ旅立って行ってしまいました。親から離す時に、少し弱々しく感じたのですが、その時は気にせず、追込みに放してしまったのが原因です。たくさんの幼鳥を扱っているので、少し注意力がマヒしていたかも知れません。反省です。
ピーちゃん:「そうそう、ちゃんと反省しろよ!」
飼い主:「とほほ」
 そういえば、数十年前、初めてのコキンチョウを隣町である三木町のM様に譲っていただいた時に、M様がこんな話をしていたことを思い出しました。「この鳥は、飼育は少し難しいのだけれども、なぜか初心者の方が最初は案外うまく繁殖でき、慣れてくる、つまり初心者でなくなると前ほどうまくいかなくなることがあるみたいですよ。まあ、病気とかそういうものが原因となっているのかもしれませんが、不思議なんです。だから、案外、だんだんと羽数が減ってくる方も多いんですよ。」という内容のお話でした。コキンチョウ飼育が定着した今となってはそんなことはないのですが、私が初めての繁殖に成功した時のことでしたので、今から思えば、初心を忘れないようにという戒めだったのかもしれません。

平成25年11月22日(金) 自育と言えば自育なんですが?(Written by Mr.ピー.)
ピーちゃん:「はい、今年は3年目で初めて自育に成功した夫婦(識別番号:LGP15)が誕生だね。今回は、一生懸命卵を温め雛をかえし、ここ迄大きくしたんだよね。去年は、十姉妹さん達にお願いしていたんですが、今年は1羽ではありますが自育に成功です。また1ペア、自育のコキンチョウ達の仲間入りです!
 下記の写真の床にまだ小さいようですが出てきていますでしょ。何!ちょっと待って!!オス親がブルーでメス親がイエロー/ブルーということは、この親たちからシルバーの子ができるはずはない。突然変異か?何をしたんだよ!飼い主さん!実験ばかりしないでよね。」
飼い主:
「いやいや、そういう訳ではないんですぅ・・・。でも、おっしゃる通りそのシルバーの子は識別番号GFP91の子、つまり、オスは赤頭白胸シルバーでメスは赤頭白胸イエロー/ブルーの子です。」
アオちゃん:
「まあ、責めないで上げてください。ただ、今年は識別番号LGP15のペア達の有精卵が少なくなっているようなので、飼い主さんがひそかに違うペアの卵を入れておいたということなんです。最も、ある実験をしているというのは否定できないようですが。」
ピーちゃん:
「やっぱりですか!でも、この親たちが自育したことには間違いないんですから、まあ、皆さん褒めてあげてください。次の繁殖で、自分達の子が孵るといいですね。最近、誰かさん(もちろん、飼い主さん)のせいで、せっかく自育しておきながら”自分の子でない子もいた”という例が増えていますので、この話を取り上げました。だんだん、こういう現象をよく見かけるようになってきていますが、くれぐれも、飼い主さん、次回は変なことはしないようにしてください。コキンチョウを仮母にするのは、絶対に反対ですぞ!!」
飼い主:
「すいません。<(_ _)>。でも、十姉妹さん達は、100ペアしかいませんし、世話の面から考えても、これ以上、十姉妹さん達は増やすつもりはないのです。なので、効率の良い繁殖をという考えではないのですが、一生懸命に産卵したあなたたちの卵を無駄にしないようにするために、どうしても、自育率の向上と運用方法を工夫しないといけないもんですから・・・。」
ピーちゃん:
「ほんとかなあ?ある実験という話もあるけどね。まあ、その結果を次に役立ててよね。」
飼い主:
「オッケー。まかしといて!!!」

平成25年11月18日(月) みんな元気に巣からでてきました!
飼い主:「2年目で初めて自育し、3年目の今年も地震にも負けず5羽のヒナを育てていた美男美女夫婦(LGP29)の子供たちが、今日、全員無事な姿を見せてくれました。良くやったあ!!地震に負けなかった根性は素晴らしいですね。」
ピーちゃん:
「もう、この夫婦は今迄に困難にも負けず何回も自育していますので、心配しなくても大丈夫ですよ。」
アオちゃん:「通常、十姉妹さん達に抱卵と雛の育成をお願いする場合は、僕達1ペアに対して仮母十姉妹は少なくても3ペア程待機して頂かなければなりません。その上、コキンチョウのペア数が多いと卵を入れ替えるのも大変な作業となります。ところが、自育するということになりますと十姉妹3ペアの代わりに、僕たちの色変わり、つまり、違う品種を3ペア余分に飼うことができます。卵の入れ替えがない分手間も省けてきますし、飼い主さんのように僕たちの色変りも好きな方にはラッキーな飼育方法です。なので、飼い主さんは自育させるペアを見極めながら、徐々に増やしていっているようです。」
ピーちゃん:
「それが、僕らコキンチョウのペアに対して、十姉妹さん達のペア数が極端に少ないのに、十姉妹さん達を増やさない理由なんだなぁ。」

巣からでてきて、すぐに餌を自分で食べています!!

平成25年11月14日(木) やっと姿が見えてきました
飼い主:「6日の日に紹介させていただいた、地震にも負けなかった美男美女夫婦の雛がやっと巣から顔を出すようになりましたよ。」
ピーちゃん:
「何が、美男美女だよ。僕から言わせば普通だね。」
アオちゃん:
「まあ、今回は声はなくて下記の写真だけになりますが、元気な姿を見てあげてね。」
飼い主:
「ちゃんちゃかちゃーん!!実は下記の写真とは別の夫婦で今年が繁殖期の2年目で初めて自育し、地震にも負けず育てている親達がまだいるんですょぉ。その親達は、あまり覗くとまずいので雛の姿が見えれば紹介したいと思っています。ただ、雛は1羽なので少々淋しいのですが・・・。」
ピーちゃん:
「何かまた、”2年目の自育シリーズ”としてシリーズ化しようとしていますね。そうはうまくいきませんよ(*^_^*)。しかも、子育てをしているところを再々覗かないように!その約束を守らない場合は、飛んで行ってしまうからね。」
アオちゃん:
「鶴の恩返しじゃあるまいし、それはないでしょうね。先輩!! まあ、姿を見せれば紹介させていただきます。」

平成25年11月6日(水) 飼い主にも負けず、地震にも負けず、・・・
飼い主:「今日は、2年目から自育し3年目も地震にも負けず、自育を続けているコキンチョウを紹介させていただきます。まだ雛の姿は見えませんので、声だけになります。」
ピーちゃん:
「飼い主の覗きにも負けず、地震にも負けず、寒さや騒音にも負けぬ、強い心を持ち、子育てに専念できる・・・・そういうものに私はなりたい。という感じでしょうか!」
飼い主:
「なんじゃそれ! そんなに覗いてないけどね。毎日すくすくと大きくなっているかどうか気になるだけなんだけどね。プンプン。」
ピーちゃん:
「好きなことを言っているようですが、皆さん、録画していますので見てやってください。下記の画像をクリックすれば別のウィンドウで開きます。但し、回線速度が遅い方は少々お待ち下さいね。」

アオちゃん:
「最近、情報の一部分のみを信用して誤解されている方が多いように思われるのですが、私たちはそんなに弱くはありません。また、飼育につきましてもそんなに難しくありません。きっちり世話をしていただければ問題ないので、是非、飼育してみてくださいね。最も、効率よく繁殖をなどということを考えると難しいところもあります。でも、私たちの飼い主さんはそんなことは全く考えていないようです。(*^_^*)。」

平成25年10月31日(土) 子供の頃の写真 PART2
飼い主:「はい、今回は赤頭パステルブルー氏の子供の頃を紹介します。」
ピーちゃん:
「そこ、抱卵中なんだからさわがない!
゛(`ヘ´#) ムッキー。」
アオちゃん:「子供の時の微妙な色の違いで、大まかな品種がだいたいわかります。もちろん、あれっと思うこともありますが。」
飼い主:「上記の赤頭パステルブルーの子供の時の写真です。ちなみに、白胸、つまり、赤頭白胸パステルブルーになると体全体の色が変わってきます。」

平成25年10月28日(月) 初めての繁殖における自育のコキンチョウ達と地震
飼い主:「ん、地震か? というレベルの揺れが昨日の夜、ありました。震源地は徳島県で規模は小さかったようですが、比較的近くなので、当方で震度1か2くらいの揺れがあったようです。」
ピーちゃん:「地震、これが困るんですよね。そういう場合、若いコキンチョウ達はパニックを起こします。昨日も、飼い主さんや家族の人達がすぐに来てくれて、みんなをなだめてくれてはいたのですが、収まる迄に少々時間がかかります。それに一番困るのは、自育しているコキンチョウ達です。」
アオちゃん:「そうですね。小さな地震でも困ることは、初めての繁殖期を迎えて自育で抱卵中のコキンチョウ達の中には、驚いて巣から飛び出てくる子がいることなんです。昨日も残念ながら出てきた子がいます。夜ですので、一度飛び出ると巣に戻りにくいのです。こういう場合は、十姉妹の方が良いですね。十姉妹は、少々の地震では全く問題なく、安定して子育てしてくれますから安心です。」
飼い主:「でも、ご安心ください。2年目以降の繁殖期を迎え自育しているコキンチョウ達は、小さな地震では問題ない場合が多いですよ。例えば、コキンチョウのページで紹介させていただいた、2年目から初めて自育した親達は、今年で3年目の繁殖期になりますが、数日前に孵ったばかりの雛5羽をしっかりと抱きしめて保温していましたね。(偉い!)」
アオちゃん:「過去に地震を経験したことがあるコキンチョウが大丈夫なのか?既にある程度の繁殖を経験しているコキンチョウが大丈夫なのか?どちらかは、確定できません。でも、やはり、年月を重ね、環境になれ、飼い主さんにある意味馴れたコキンチョウ達は、比較的小さな地震であれば大丈夫だということは、言えると思います。」

平成25年10月26日(土) 子供の頃の写真
赤頭白胸シルバーオス 成鳥の姿 飼い主:「皆様、左の写真の子をどこかで見たことありませんか?」
ピーちゃん:「このページの下(9月8日の記事)に写っている子ではありません。」
アオちゃん:「そうですね。コキンチョウのページの今年の卒業式の項目に掲載している子になります。この子の小さい時の姿を今日は、紹介させていただきます。下記の写真が小さい時の写真です。もちろん、見ていただいた通り小さいときから綺麗でしたよ。(*^_^*)」
赤頭白胸シルバーオス 幼鳥の姿 飼い主:「左の写真の真ん中で白く写っている子になります。上が半分ほど影になって、微妙なところが多少見にくくなっていますが、ご了承ください。」

平成25年10月10日(木) コキンチョウ向きの気候なのでしょうか?
 昔は、10月10日と言えば体育の日で運動会などがあったように思います。私の記憶によるとその日は、晴れの日が多く昼間は暑いという感じだったように思います。ただ、今年は異常気象のような気がします。ここ、さぬき市では飼育室の温度は、昼間は30℃を超えています。今日もまだまだ暑いようです。
飼い主:「秋はどこへ行ったのか?秋ヤーイ。」
ピーちゃん:「何言ってんですか!良い天候ですよ。自然の現象でそんなにさわがないようにしてください。うまく、利用し楽しく過ごしてよね。」
アオちゃん:「飼い主さんは、最近、庭箱の作成等で忙しく(半分、ばてているようです)みんなを紹介できなかったので、今日は久々にコキンチョウとすくすく大きくなっているヒメウズラの様子をアップします。」
※ヒメウズラの様子はヒメウズラのページに記載させていただいておりますので、ここでは略します。
「かわいい」と「きれい」の違い?
飼い主:「なるほど、確かにその違いはありますね。写真ではわかりにくいのですが、白い部分が青く輝く個体の、赤頭白胸シルバー姫です。かわいいというよりもきれいの方でしょう。」
ピーちゃん:「ふん。この歳になると、若い子はそれなりにみんな綺麗に見えますけどね。」

平成25年9月28日(土) 神奈川県にお住まいのUBI会員A様来所
少し珍しいコキンチョウ

飼い主:「神奈川県のUBI会員A様が休みを利用し、車で来所いただきました。誠にありがとうございます。関東方面から、小鳥のためにわざわざ来所いただけるというのは、ブリーダーにとって非常にうれしいことです。」
アオちゃん:「本当にそうですね。なので、私共においておこうと思っていた、半オス半メスのような姿をしたオスの珍しいコキンチョウをお分けした次第です。下記の写真で以前紹介させていただいた子です。(今は完全に換羽が終了しもっと綺麗になっています。)」
ピーちゃん:「良いじゃないですか。A様ならきっとかわいがってくれますよ。それに、毎年、来所していただいているんだから。」
飼い主:「そうですね。本当にコキンチョウが好きな方には、珍しい子ができればお分けするのが、私共の使命ですからね。」

平成25年9月3日(火) 番鳥(番犬?)
 「バタバタバタバタ・・・・・」夜中の2時30分ぐらいに突然、コキンチョウ達がさわぎだします。まあ、車のヘッドライトの光やゴキブリに驚いたり、もう少し明るくなっていれば、喧嘩だったりすることもあります。その度に、もしネズミやイタチだったら危険なので起きて必ず見に行きます。内心は、もう勘弁してよという感じです。季節や状況(庭箱の移動等)によっては寝不足になることもあります。私共の飼育施設で小鳥小屋と呼べるのは第4飼育室のみで、あとの第1~第3飼育室までは同じ家に居住していて、スリッパのまま移動できます。まあ、小鳥小屋に私共が住んでいると言った方が良いのかもしれませんが。でも、そのおかげで鳥たちの様子が良くわかり、声も聞こえてきますので、よくバタバタとさわぐ音も聞こえてきます。ただ、今日は変です。そういうちょっとしたことが原因ではありません。数十羽のコキンチョウ達がパニックです。こんなにたくさんのコキンチョウ達がパニックになるのは普通ではありません。その上、何時もなら、「どうした!父さんやで、大丈夫やから、何もないよ。」などと言えば静かになるのですが、今日は地震があった時のようになかなか収まりません。過去、たまにパニックがパニックを誘い、こういうことがあったこともあります。念のため、みんなを良く見てみたのですが特に異常はないようです。でも、なかなか収まりません。「ちょっと、もう静かにして」などとも言ったような気もします。そうこうしているうちに騒ぎも収まったので、何が原因なのか疑問に思いながらも、睡魔に勝てずその時は、寝てしまいました。
 そして、朝、外へ出て原因がわかりました。犬か猫か、いや人間なのでしょうか?侵入した形跡があります。夜中にあんなにパニックになった原因がはきりと分かった次第です。今回ばかりは、コキンチョウ達のさわぐ音で起きてよかったと思いました。第4飼育室は外にありますから、番犬というか番鳥になったようです。これからも、コキンチョウ達のちょっとしたサインであっても、面倒がらずに起きて見に行く必要があると痛感させられました。(*^_^*)
※実は過去に、物音がしたのに起きて見にいかなかったために、十姉妹のペアと雛すべてが蛇に呑まれてしまったことがあります。あとで考えると十姉妹の最後の叫び声だったように思います。自分の不注意ですから思い出すと今でも悔しいです。それ以来、物音がすると必ず起きて見に行くようにしています。

平成25年9月1日(日) 今期最初の雛が顔を出しています
飼い主:「以前、8月8日生まれにて紹介させていただきました、今期最初の雛2羽が無事に大きくなり、巣から出ようとしています。」
ピーちゃん:「そういえば、もう9月ですね。月日がたつのは早いから、しっかりと僕たちの世話をするんだよ。悔いのないようにね。」
飼い主:「なんだそりゃ。でも、確かにすぐに次の季節はやってきますね。ついこの間まで、冷房なしでは過ごせなかった猛暑も、一段落したような感じです。今日は、さぬき市は朝から雨で雷が時々鳴っています。そのせいもあり、今期一番に育ったコキンチョウの雛たちが、巣から完全に姿を見せてくれないのですが、2羽とも無事に育っているようです。下記の写真参照。」
アオちゃん:「白く見えるかもしれませんが、この子はシルバーではないですね。
 ところで、話は変わりますが、雷が近くで鳴り始めた時、パソコンはどうされていますか?雷によって発生する高電圧や過電流は、パソコンの故障の原因になるんですよ。もちろん、必ずやってくるわけではなく、確率もそんなに高くはありません。でも、大切なデーターが入っているパソコンが壊れると困りますよね。では、どうすれば良いのでしょうか?」
ピーちゃん:「そんなの簡単でしょ。一般の個人としてはパソコンを使用しなければいいのだから、Windowsを終了しパソコンの電源を切っておけば、良いんだよ。」
飼い主:「なに、その小学生でもわかるような答えは。(≧ω≦。)プププ。当然、電源タップのスイッチもOFFにしておかなければならないですね。」
アオちゃん:「何ですか。飼い主さんは!!お二人とも大きく間違っています。そんなことでは、防げません。大自然が放つ雷をなめてはいけません。電源タップのスイッチOFFなどは、雷さんに対しては何の意味もありません。そういう対策をしていても、雷の後になぜかパソコンが壊れたという経験がおありの方が、いらっしゃるのではないかと思います。正しくは、その上で電源ケーブルを壁のコンセントから抜いてください。この時、プリンタのような周辺機器の電源もコンセントから抜いてください。また、LANケーブルやアンテナ線等外部からパソコンへ入っている線があれば、すべて抜いておきましょう。これも、重要なことです。また、別の角度から雷サージ対応電源タップ や無停電電源装置等を使用する方法もあります・・・・・。
 まあ、個人の方は、上記に記載したように、はげしい雷の時は使用せず、外部からパソコンに入っている線を完全に抜けば、安全度は高くなるでしょう。但し、職場などでは勝手なことはせず、システム管理者に聞いて対応しましょう。」
アオちゃんのワンポイント講座でした。

平成25年7月20日(土) 赤頭白胸ノーマルコキンチョウ? オス
ピーちゃん:「向かって左の写真の子は、もちろん、パステルイエローではありません。パステルイエローの白胸の場合は背中の色はもっと黄色っぽくなります。並胸のパステルイエローに似ているようなところは確かにあります。しかし、両者とも同じ赤頭白胸ノーマルです。それなのに、右側の写真の子と背中の色が違うのはなぜでしょうか?」
アオちゃん:「そうですね。写真ではわかりにくかもしれませんが、確かに左の子の喉元は真っ黒ではありません。羽の色も実物をご覧頂くと明らかに違いがあります。なので、正しくは赤頭白胸ノーマルコキンチョウだけでは少し不足していますね。」
飼い主:「また、クイズですか?」
アオちゃん:「でも、UBI会員の皆様が答えてくれますので、何か面白くなってきているんです。」

平成25年6月17日(月) コキンチョウは捕まえても・・・
飼い主:「コキンチョウは、捕まえてもほとんどの子が噛みつくことはありません。」
というように、ホームページ等で堂々と言い切りますとほとんどの方は、「そうなんだ。ブリーダーさんが言っているので間違いないかな。」と思ってしまいますよね。
ピーちゃん:「ところが、飼い主さんの家族の方に言わせると”コキンチョウは捕まえると、よく噛みつく子がいます”となります。現によく噛みつかれているようです。同じ子を飼い主さんが捕まえると噛まないのです。」
アオちゃん:「つまり、2人とも正反対のことを言っているのですが、両方とも経験からでた話ですので正しいというわけです。だから、片方の方が間違っているとか、正しいとかいう問題ではありません。その方のおかれている状況や背景とか、経験の質や深さ、考え方等にもよって話は変わってきます。皆様も、こういうことがあるということを、常に頭に入れておきましょう。」
飼い主:「つまり、世の中にいっぱいあふれている単なるデーター(自分にとって意味のないこと)と情報(自分にとって意味のあること)の区別をつけないといけないということですね!」
アオちゃん:「うーん、残念!!いい線まで行ってますけれども、ちょっと違いますね。確かに、それも重要なことですが、この場合、両方とも自分にとって全く意味がない、というわけではないですね。つまり、”場合によっては、人の話を理解して、自分で経験し、納得しなければならないことがありますよ。”ということです。」

平成25年6月4日(火) 勿忘草(わすれなぐさ)
赤頭シルバーコキンチョウ 飼い主:「こんな色ではないのですが、実物はもっと魅力的な色なんですが?写真写りが悪いですね。」
ピーちゃん:「あんたの写し方が悪いのに決まってるじゃん。」
飼い主:「ところで、なぜ、題名が勿忘草(わすれなぐさ)ということになってるの。確か、春に咲いている紫色の花だったかな。」
アオちゃん:「勿忘草の花言葉は、”私を忘れないで”ということで、ドナウ川での恋人たちの悲しい伝説なんですよ。」
ピーちゃん:「つまり、簡単に言うとシルバーの本家ともいうべき並胸の赤頭シルバーの私達を、忘れずに紹介して!ということ。」
飼い主:「わかりましたよ。忘れてません。でも、これで、一旦、このシリーズ?は終わりにしますからね。」

平成25年6月3日(月) レディファーストは良いのですけれども・・・
赤頭白胸シルバーコキンチョウオス  レディファーストは良いのですけれども、私を紹介してくれる気がないのではないですか?プンプン!!ほんと、ちょっと怒っています。怒った顔も魅力的だって・・・。そうかな?えへっ。
飼い主:「いや、卒業式の時に紹介しようと思っていたのですよ。忘れたわけではありませんからね。」
アオちゃん:「では、少しだけここで紹介させていただきます。赤頭白胸シルバー オスです。よろしく、お願いします。」
ピーちゃん:「詳細は、いずれ卒業式の時にコキンチョウのページに記載してもらうから、それでいいだろ!」
赤頭白胸シルバーコキンチョウオス  ピーちゃん先生、わかりました。了解です。では、機嫌をなおした、精悍な顔を写して下さい。
飼い主:「疲れるなあ、もう。あまり、変わってないじゃん。」

平成25年6月2日(日) 黒頭よりはちょっとまし?
赤頭白胸シルバーコキンチョウメス 赤頭白胸シルバーコキンチョウ メスです。以前紹介させていただいた黒頭よりは頭の部分が赤みを帯びていますのでちょっとましでしょうか?写真では違いがわかりにくいですね。
ピーちゃん:「どちらにしても、初心者の方には受けないでしょうね。」
アオちゃん:「確かに、そうですね。同じコキンチョウなのですが。でも経験者には大変喜ばれるようですよ。」
飼い主:「白、青、黄色、緑・・・。そんなことどうでもいいのではないでしょうか?みんなそれなりの色で美しいですよ。」
ピーちゃん・アオちゃん:「言ってくれますね。(*^_^*)」

平成25年5月27日(月) 白十姉妹ではありません。もちろん、顔が違いますよね。
黒頭白胸シルバーコキンチョウメス(ホワイト) 黒頭白胸シルバーコキンチョウ メスです。私達は、このコキンチョウのことをホワイトと呼びます。
飼い主:「コキンチョウとは思えない色をしているのですが、コキンチョウです。このコキンチョウを見られた方は、飼いたいとは思わないでしょうね?」
ピーちゃん:「うーん、赤頭白胸シルバーのオスの場合だとそれなりの特徴は持っているのですが、この品種の場合は外見だけではちょっとインパクトが弱いですね。性格や鳴き声、仕草等はコキンチョウなのですが。」
アオちゃん:「そうですね。初心者の方にはやはり人気がないようですね。でも、コキンチョウを既に飼育されていてノーマルやイエローやブルーの色を見慣れた方には好評なんですよ。
 シルバーという呼び方は、白胸より並胸の方が似合っていますね。ただ、私たちは見た目の色ではなく遺伝的に名前をつけていますからどちらもシルバーですね。」

平成25年5月25日(土) コキンチョウ達の現在の換羽の進行状況
飼い主:「ブルースプリットを持っていない子達を主に入れている禽舎の様子です。この中にブルーが少し入っていますが、他のケージが満席で入れることが出来なかった子達です。綺麗に換羽が終了するのはもう少しかかる子が多いですね。」
ピーちゃん:「群れのリーダーとしてみんなを意欲的に盛り上げた結果、ブルー系+ブルースプリット持ちの人数は、持っていない子達の5倍くらいの人数になっていますね。エッヘン!!」
飼い主:「ははあ・・。て、何を得意がってんだよ!訳わからん子だね。でも、ありがとさん。次の目標は、長生きすることだね。(*^_^*)」
アオちゃん:「皆様、向かって右側の写真で、向かって左側が赤頭白胸イエロー(オス)で右側が赤頭白胸パステルイエロー(オス)となります。喉元が白いかどうかで判断します。ただ、赤目系の場合はパステルイエローでも喉元が白に近い子がいますので、わかりにくい場合もあります。そういう場合は、親の情報を聞いてみるとわかることがあります。」
アオちゃんのワンポイント講座でした。

平成25年5月11日(土) 算数と数学の違い 「ピーちゃん」write
飼い主:「ピーちゃん、何だよ。その題名は?数学の講義でも始めるんかい!」
ピーちゃん:「みなさん、数学と算数の違いってお分かりになりますか?」
飼い主:「いきなり、何を言い出すんだよ。それは、小学校の時が算数といわれ中学校以上になると数学となり難しくなってくる?・・・・?」
アオちゃん:「違うと思いますね。算数が簡単ということではなく、受け入れやすい部分があるということではないでしょうか?つまり、答えを一言で言うと頭で考えるのが算数で、文字や数字に考えさせるのが数学ということですね。」
ピーちゃん:「正解。さすが、アオちゃんですね。だから、算数が好きでも数学はあまり好きではないという方もいらっしゃいますし、逆の方もいらっしゃると思います。皆様はどうですか?飼い主さんは、数学は好きだったようですが、算数はあまり好きではなかったようです。」
飼い主:「こらこら、こんなところでいったい何を言い出すんだよ。」
アオちゃん:「多分、ピーちゃんは、コキンチョウの飼育と繁殖の電子本で、ボディの遺伝の所は、大文字や小文字の記号を使わずに算数式で書いてありますよということを最終的に言いたかったのだと思います。」
ピーちゃん:「ピーンポーン。その通りです。飼い主さんは、その方が理解しやすかったようですよ。」

平成25年5月10日(金) 白胸シルバーと白胸パステルブルー
 「オスの赤頭白胸シルバーとメスの赤頭白胸ブルーのペアからシルバーの子は出てきますか?」という質問がありましたが、そのペアの子は、オスは赤頭白胸のパステルブルーとなり、メスは赤頭白胸のシルバーになります。よって、メスのシルバーは出てくるということになります。赤目系の白胸のパステルブルーはシルバーとよく似ていて間違われている場合がありますが、両親の情報よりシルバーではないとはっきりとわかることがあります。


★鳥たちが驚かないようにフラッシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。

コキンチョウへ

フッターイメージ