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多彩な色合いはシルバーコキンチョウにも存在します
飼い主:「いろんな色の組合せも美しいコキンチョウは、たとえ、同じ品種であっても品種名だけでは確定できない微妙な色合いが存在します。」
ピーちゃん:「僕らの色合いのレパートリーの広さを皆様方にもっと知ってもらうには、本当は実物で見比べていただくのが一番良いと思います。しかし、そうもいきませんので、今回は微妙な色の違いを写真で説明させていただきます。ただ、写真の場合は、光の反射等で実物と違って写ることも多く本当の色合いを表現できない場合もありますが、色の違いはわかっていただけるものと思います。今回は、赤頭シルバーコキンチョウについてご紹介します。」
アオちゃん:「皆様は、赤頭シルバーコキンチョウと言えばどういう子を想像されるでしょうか?おそらく下の写真のような子を想像される方が多いのではないかと思います。今回は、下記の写真のオス(向かって右側の子)の色を見て見ましょう。特に翼の色を覚えておいてください。

 次に下記の左側の写真の向かって左の子を見て下さい。そうです。翼の色が違うことに気付かれましたでしょうか?こういう子も存在します。この子の翼は綺麗な薄い青色になっています。ところが、胸の色は左側の写真では薄いように写っていますが、実際、どちらの子も大きくは変わりません。このオスを正面から写した写真が右側の写真となります。」
↑左の写真のオスを正面から見ると
飼い主:「このように微妙な色合いの個体があり楽しめるんです。同じ赤頭シルバーでも微妙に違うという訳です。
 頭や胸の色で色合いが変わることがあるのはよく知られていますが、このように同じ品種で色合いが違うことがあります。おそらく、ダイリュートや赤目等の影響ではないかと思いますが、それだけでは説明がつかない場合もあるようです。
 ちなみに、品種名が変わって赤頭シルバーではなく赤頭藤胸シルバーになると翼の色は下記の写真のように薄く白に近い色になります。この場合は考えやすいのですが・・・。」

左の写真の中央の子が藤胸のオスになり、この子を前面から写した写真が上記の写真です。ちなみに、上記の写真で両脇にいるのはノーマルのメスになります。

アオちゃん:「胸が白、つまり、赤頭白胸シルバーになると下記の写真の子のように翼はほとんど白になります。

 そして、最後に下記の写真のように全体的に青く光るのが他の個体に比べて強い個体も存在するのです。
 いかがですか。僕達のこと気に入って頂けましたでしょうか?」
飼い主:「うんうん、すごいすごい!」
ピーちゃん:「あんたが気に入ってもダメじゃん。」
飼い主:「なして?」
ピーちゃん:「な・し・て・も!」
アオちゃん:「どの地方の方言だったかな?」

★鳥たちが驚かないようにフラッシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。

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