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自育系のコキンチョウという言葉をよく耳にします。自育系のコキンチョウの子供が必ず自育するかといえばそうではありません。また、逆に自育系でなければ自育しないのかといえばそうでもありません。確かに自育しやすい個体はあるように思えますが、現状況において、自育系と言えば自育する確率が比較的高いというように考えた方が良いでしょう。また、自育系でなくても根気強く見守ってやれば、自育する場合も結構ありますので興味のある方は、是非、挑戦してみて下さい。コキンチョウもキンカチョウのように昔はほとんど仮母でしたが、今は自育できるのがほとんどというようにしたいものです。
※2018年追記
当方では5年後の2015年度よりコキンチョウの完全自育に移行することができました。
◎自育をさせるには
「自育をさせるには、どうしたらいいですか?」 ということをよく耳にしますが、ブリーダーであればおそらくほとんどの方が知っていることだと思います。話を聞いたらすぐに自育させることができるということではありませんが、決して難しくはありません。ただ、根気と忍耐、時には工夫も必要でしょう。ここで、自育のさせ方を簡単に書いておくと、
<偶然でも良いから、自育で育った子の中から近親にならないようにペアを組んで繁殖。そして、また、その子の中から自育で育った子をペアにして繁殖、というように子、孫、・・・と代を重ねて自育を繰り返していく> これを何年もかけて何代も自育を繰り返していく。それだけなのです。代を重ねるごとに自育率は上がって行き、いわゆる自育系が出来てきます。ただ、最初に自育させるのが難しいので、普通の方は自育で育ったコキンチョウを手にしてから、始めるのが良いでしょう。 |
自育系にこだわらずコキンチョウからの自育のサインを見逃さずに対応すれば自育するものも結構います。
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クリスマスも終わった2010年12月27日の早朝に雛が巣から出てきました。寒い朝で外では雪がちらほらと。
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※この親の雛は、ノーマルかブルー(両親がスプリットを持っているので)になります。今回は、3羽の雛を自育しました。その内の1羽がブルーでした。寒さに負けず、元気に育ってくれることでしょう。ねえピーちゃん(飼い主からピーちゃんへの呼びかけ)。ピーちゃんは無言。でも何か言いたそうなようす。そういえば今日、ピーチャンのお嫁さんのクーチャンが産んだ卵を無理やりのけたせいかな? でも、この寒い時期に無理したらだめだからなんだよー。ちゃんと、下記の写真のようにとってあるから・・・・。
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今日の卵は、クーチャンのもあわせて全部で6個。寒いから産まないようにコントロールしていますが、完全にストップさせているわけではないので、意に反して中には産むのも多少います。さて、これらの卵は十姉妹にお願いしないとね。
※ご参考
左の写真で、色が白い卵はブルーコキンチョウの卵です。 |
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巣から出てきた雛のその後の様子 |
巣から出てきて4日目。右端の小さな子。早く大きくなってね。 |
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巣から出てきて1週間ほど経ちました。一番小さな子もやっと、きれいになりました。もう大丈夫です。 |
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★鳥たちが驚かないようにフラシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。
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