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2020年(令和2年)残しておきたい一言集(コキンチョウ編) |
2020年12月30日(水) ご挨拶
飼い主・アオちゃん3世・ピーちゃん2世:「いよいよ、2020年(令和2年)も明日で終わりです。今年の話題はなんと言ってもコロナウィルスでしょう。コキンチョウをお分けする場合も、今迄に経験のない屋外でお渡しするという異例な方法で対処させていただきました。また、後半では、鳥インフルエンザも出てきて、大変な年になりました。皆様方には、今年もいろいろとお世話になり誠にありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。」 |
2020年12月25日(金) 2020年総集 小鳥編
飼い主:「今日は、早くもクリスマス。1年はあっという間に過ぎてしまいます。うかうかしていたら、あっという間に人生が終わってしまっていたということにもなりかねない速さです(*^_^*)。 この辺で、気を引き締めて残りの人生を悔いなく過ごしたいと思っています。」
アオちゃん3世:「さて、私達の話題ですが、飼い主さんの手助けもあり、自育による繁殖は数年前から完全に軌道に乗っていて、今では自育という言葉さえ薄らぎ当然のこととなっています。みんな、本来の姿である自育するということが当たり前になって来ています。もう、昔のように十姉妹さんにお願いする必要は全くありません。今年から飼い主さんが全体の羽数を減らそうとしていらっしゃいますが、それでも、例年通り多くの幼鳥達が誕生し、今年も既に100羽を超えて来ています。」
ピーちゃん2世:「まあ、僕達はおっさんに比べて優秀だからなあ。羽数が増えても仕方ないかあ・・・。アッハッハ。 そういうわけだから、十姉妹は僕達には不必要ということになる。ただ、おっさんが多くの羽数を飼う気がないコモンチョウ達は、まだ、十姉妹に頼っているという状況だ。しかし、今年で十姉妹を1ペア迄減らしたので、これで終わりかと思ったら、その子供達でペアを作ってコモンチョウの仮母専用として使用しているのだ。まあ、でも最後の灯という訳か! ただ、僕達をも減らそうとしているのはどういうことだ? 許せんな!」
飼い主:「すいません。あなたたちの世話は365日、1日も休むことはできません。楽しいことは多いのですが、やはり、羽数が極端に多くなると苦痛になってきます。そこで、幼鳥達から減らそうとしているのですが、かわいい幼鳥達を見るとついつい手元が緩んでしまいます。仕方ないので、やがて、皆様方にたくさんお分けして楽しんでもらおうと思っています。<(_
_)> そして、最終的には親を老鳥も含めて35ペア位迄減らしていこうと計画しています。」
ピーちゃん2世:「はーあぁ! それなら、まずは、コモンチョウを減らせよな。 というかコモンチョウはいなくてもいいんじゃないか! 中途半端に飼うのは良くないぜ!!」
飼い主:「・・・」
アオちゃん3世:「ところで、今年の後半は鳥インフルエンザの流行でも大変です。特に、私たちのいる香川県ではどういう訳か、大流行のようです。でも、私達は飼い主さんが十分注意してくれているので全然心配はしていません。ただ、皆様方の中には、人にもうつるのではないかと心配される方もいらっしゃるようですが、安心して下さい。 鳥から人にうつるのは、きわめて稀なんです。国内では鳥から人に感染した事例はないようです。」
飼い主:「その通りで、鳥類から哺乳類への感染は通常は壁が高い。むしろ、哺乳類同士や鳥類同士といった同類での感染の方が心配になります。
鳥インフルのウィルスはもともとカモなどの水鳥が持っているのですが、感染しても通常は病気にならないのです。このウィルスが狭い禽舎で飼育されている家畜の鶏にうつり、感染を繰り返し ”強毒性の高病原性ウィルス” に変化したのではないかと言われています。 今年はコロナウィルスだけではなく、鳥インフルにも打撃を受けている人間界です。人間達は本当に賢いといえるのか? 自分勝手ではないのか? 一致団結できるのか? 自然を本当に理解できているのか? ・・・等、今、ウィルス達に試されているのではないでしょうか。少なくとも私には、そう思えてなりません。」 |
2020年11月21日(土) シルバーのメスにしては子育て上手でしょうかねぇ?
飼い主:「ノーマルコキンチョウの場合は、ブルーやシルバーに比べて比較的子育てが上手な個体が多い。 しかし、今回は、シルバーのメスも頑張ってくれました。6羽の子供達を無事に育て上げています。」
ピーちゃん2世:「まあ、おっさんさえ間違わなければこんなものだろ!」
飼い主:「そんなことは、ないと思いますが・・・(-_-;)。」
アオちゃん3世:「6羽の雛を育てているこのGFP1902Aのペアは、オスはパステルイエロー/ブルーで、メスはシルバーの組合せです。オスとメスのシルバーの作出はもとより、ブルーの因子を持つ色々な品種の作出を狙って、飼い主さんがペア組しています。なので、出てくる幼鳥の品種に期待してください。もちろん、親は双方とも白胸のスプリットを持っています。」
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2020年11月13日(金) 周りがざわついていますが(-_-;)、今期もコキンチョウの繁殖は順調です
飼い主:「今期は繁殖数を減らそうとして発情餌を与えていませんが、例年通り、繁殖は順調に推移しています。何か自育が軌道に乗ると、十姉妹のような感じを受けるペアさえ出現してくるようです。また、非常に馴れている子が生まれてくるペアからは、8割方馴れている子が出てくるようです。」
ピーちゃん2世:「そうだよな。今日も幼鳥でおっさんの手をつんつんしていた子がいるよな。変に飼いならされているな!野生の血を忘れてはいけないぜ、注意しろよ!」
飼い主:「なんてことを言ってくれるんですか? 馴れるということは、良いことじゃないですか! でも、ピーちゃんのいうことも分かるような気がします。確かに人に頼るばかりしていてはダメな場合も有るでしょうし・・・。」
アオちゃん3世:「ところで、飼い主さん、今回新しいケージで実験しているペア達の成績はどうだったんですか?」
飼い主:「えーと、新しい3ケージのうち2ケージは繁殖に成功しています。今の所は、繁殖の確率は今迄のケージと変わらないような感じです。特に繁殖率が非常に低いような感じではないです。しかし、3ケージだけなので、結論はまだ出せそうにありませんが、雛の数が多いような気もします。引き続き観察していきたいと思っています。」
アオちゃん3世:「そうなんですね。了解です。私達は、今迄、同じケージで累代の飼育を重ねてきましたので、大きく違うケージに変えた年での繁殖の確率はどうなるのかを調べてみたのです。環境の変化に弱い私達ですが、ケージの大きさが変化した場合(広くなっている)は、どうやら問題なさそうです。」
飼い主:「今迄使用していたケージがすでに販売終了で、メーカーが廃業になっているため、別のメーカーのケージに少しずつ移行していかなければならない状況になっています。そこで、今期より横幅が非常に大きく、奥行と高さが少し小さくなっている別のケージを使用し、ペア組をして見たという訳です。どうも問題なく繁殖できているようなので一安心というところです。ただ、使い勝手は手乗り用のケージでもあり少々悪いのですが・・・。」
ピーちゃん2世:「最近、香川県だけ鳥インフルエンザが発生しているようですな。まあ、僕達は完全隔離なので大丈夫だと思いますが、おっさん、人はもちろん、ネズミも入らないように気をつけろよな。」
飼い主:「はい、香川県の東と西にインフルエンザが発生しておりますので、飼育室は完全にシャットアウトしています。香川県はため池が多くカモ類が飛来して来るのが原因の一つではないかといわれています。そういえば、池にはカモがすでに来ています。まあ、こういう大変な状態ではありますが、UBIの飼育室は雛の声で、春が来たような感じさえ受けます(*^_^*)。では、最後に新しいケージで巣立っている元気な幼鳥の写真を見てやってください。奥に見えるケージにもたくさんの雛が産まれています。」
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2020年9月20日(日) 自然の流れ
飼い主:「最近は、急に涼しくなって来て非常に過ごしやすくなっています。スズムシ達も盛んに鳴いていて、まさに、秋に突入しています。どんなに暑い夏であったとしても、必ず秋はやって参ります。それが自然の流れかと・・・。
私は、何年か前より自分の生きるべき姿を考え、時にはどうすればよいのかと焦りながら、第2の人生を模索して参りましたが、ようやくやっとその入口が見えてきたように思います。今から考えると、何か大きな流れのようなものがあり、その力によって静かに動かされているようにも感じられます。」
アオちゃん3世:「どうにもならないときは、胡座をかいて、その状態に浸りましょう。そうすると、その大きな流れの中から自分の行くべき道を見出すこともできます。人、それぞれ道は違います。焦らずに、コツコツと努力していれば必ず道は開けて来ます。大切なことは、できるまであきらめない ということではないでしょうか?」
ピーちゃん2世:「そうなのかあ・・・? まあ、形になれば、また、知らせてよ! ところで、若鳥達の繁殖が順調に進んでいるようで、今年も安心だな。小さい時は、下記の写真のようにかわいい子が多く、馴れていておっさんを怖がらない子も随分増えて来たようだな。その上、大きくなってもこのままの状態の子の割合も増えているように感じられるなあ。それが、果たして良いことなのか悪いことなのかは わかりませんが、順調に繁殖できているということは良いことといえるだろうなあー。」
飼い主:「そうですよ。順調に行っているということは良いことです。それで、その若鳥達の仲間の販売も順調に進んで参りましたが、本日を持ちまして、キャンペーン価格は終了とさせていただきたいと思います。皆様、誠にありがとうございました。 それで、現在まだ残っている子達は、頭の毛が禿げていたりする子が大半となっています。そこで、そのペアにつきまして、訳有価格として今後販売させていただきます。詳細は、小鳥等の販売のページをご覧ください。」
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2020年8月31日(月) 非常に暑い夏です
飼い主:「スズムシ達は盛んに鳴いていて、リーンリーンという声で秋が来たような感じにはなりますが、ここの所、猛暑続きとなっています。8月も末なのに、こんなに暑いという経験は、今までにはなかったような気がします。地球温暖化が、確実に迫って来ているようにも思います。私達人間が、自然の叫びに、耳を傾けなければ・・・。!!」
ピーちゃん2世:「とりあえず、おっさんは、僕達の繁殖に耳を傾けろよな。最近は、いつも、後から、 ”あ、孵ってるじゃん” という声が聞こえるぞ! しかも、必ず覗いて確認している!」
飼い主:「そうなんです。最近は、所用でバタバタしており、ゆっくりと観察する時間がありません。雛が孵っている場所も名札で確認しているという、我ながら情けない状況です。その上、ホームページの更新もおろそかになっています。」
アオちゃん3世:「でも、問題なく進行していますので良いですよ。最近は、飼い主さんは所用で忙しいようなので、そちらの方を頑張ってください。私達は、どんなに暑くても、飼い主さんが除湿を入れてくれているのでおかげさまで繁殖の方は絶好調です。現在、11ヵ所のペア達が雛を育てています。今年も出足は好調のようです。」
飼い主:「それは、なによりです。でも、今期は増えすぎないようにコントロールしたいと思っています。下記の写真は、現在、売り出し中の最後のブルーペアの2ペアです。」
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2020年8月13日(木) 今期初めての幼鳥が顔を見せました
飼い主:「本日は朝一番にお墓へ参ったのですが、なんとこの間写真で紹介させていただいたツバメの子供達に出会いました。みんな立派になっています。ただ、気になるのは4羽しかいなかったということなのです。5羽いたはずなのに・・・。」
ピーちゃん2世:「おっさん!本当にこの間見た子供達か? 違う子じゃないのか?」
飼い主:「そんなことはありません。間違いなくこの間見た子供達です・・・ うん、多分、この間見た子だと思います ・・・ おそらくそうではないかと思うのですが・・・?」
ピーちゃん2世:「といわれても、実際にそのツバメたちを見てないから、今回ばかりは何も言えないわなあ。」
アオちゃん3世:「そうそう、言えることは、家では今期最初のコキンチョウの幼鳥達が巣から出てきているということです。現在では、あと3ペア程雛をかえしていますが、今後、徐々に飼育室がより賑やかになってくることと思います。」
飼い主:「またまた、大変だわ!(*^_^*)」
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2020年7月29日(水) 赤頭ノーマルがほしいと言われて考えてみると
飼い主:「コキンチョウの品種は、基本で90種(オスメスを別品種としています)ほどいます。私共は、できるだけすべての品種を飼うようにしていますが、これがなかなか大変です。時期によっては、すべての品種がそろわない場合もあります。しかしながら、必ず全体で全部の品種が出るようにはペア組しています。」
ピーちゃん2世:「ということは、例えば、換羽終了後の若鳥で考えると1品種あたりの羽数は、平均3羽ぐらいになるということだな。」
アオちゃん3世:「そういうことになりますね。ただ、ブルーにつきましては、赤頭と黄頭の区別は外見ではわかりにくいと思いますので、黄頭のブルーの区別を除くと4羽ぐらいになるのではないかと思います。」
飼い主:「そうなんです。全品種を揃えようとすると1品種当たりの羽数が少なくなってくるのです。先日、ある方に赤頭ノーマルのペアはまだいますかと聞かれた時、 ”見てみないとわかりませんが、赤頭ノーマルなら普通の子なのでまだいるだろうと思います。” と返答したのですが、調べてみるともう1ペアしか残っていないではないですか。以前から1品種当たりの羽数は少なくなるのは分かっていたつもりですが、品種を一つに固定されると困ることもあることに再度気付いた次第です。」
アオちゃん3世:「飼い主さんは繁殖させるので、赤頭よりもより多くの品種を生み出せ、遺伝的にも上をいく黄頭や白胸の方を好みますが、1ペアのみ飼いたいという方は、自分の好きな品種が欲しいものです。だから、仕方ないことですね。」
ピーちゃん2世:「俺だったら、コキンチョウであれば何でも来い だけどな。それぞれに美しさが違うからな。」
飼い主:「そうなんだよ(あれ、ピーちゃんの言葉がうつっちゃった、テヘヘ)。個体によって全体の印象がかなり違っていたりする場合もあるので、その子をよく見たり、ブリーダーの話をよく聞いて決めてください。思っている色と違う場合がありますよ。例えば人気の高い赤頭白胸ブルーも頭の白い色が個体によって変わっていることがあります。アオちゃん3世系統?は非常に綺麗な薄い桃色がかった白い頭なのですが、そうでない子もいます。これは、いまだ実証していませんが、黄頭と赤頭の差もあるのかもしれません。また、時期や年齢によっても違ってくるでしょう。」
アオちゃん3世:「とりあえず、私の現在の姿をご覧いただければと思います。 あ、足の指はケガでなくなっていますが、そこは見ないでくださいね。」
飼い主:「やっぱり、コンパクトデジカメでは綺麗に写らないです。」 |
2020年7月28日(火) 初心に帰って考えると やはり、お飼いになる方直接お渡しするのがベストでしょう
アオちゃん3世:「飼い主さんは、小鳥の販売はその小鳥をお飼いになる方へ直接お渡しするのがベストだという信念をもって、動物取扱業を始められました。」
ピーちゃん2世:「それなのに、小鳥が増えだすとコキンチョウ以外の鳥は小鳥店へ持っていくようになった訳だ。最初の思いや志はどこへ行った? 情けない!」
飼い主:「そういわれてみるとその通りかと・・・。 また、直接に販売してきたからこそ、今迄にコキンチョウを通して北海道から九州までの皆様方と知り合えたのです。今でもその皆様から励ましのメールや、ニュースを頂いて、自分も楽しく過ごせているのです。コロナや災害等逆風もありますが、今後もコキンチョウについては今迄通り、お飼いになる方へ直接お渡しする方法で最後まで広めていきたいと思います。」
アオちゃん3世:「皆様、今まで通り応援やニュース等ございましたらお知らせくださいね。では、今期も私達の子孫は、お飼いになる方直接に販売していくという方針を変えずに行きたいと思います。」
飼い主:「今後とも、お互いにコキンチョウライフを楽しみましょう <(_ _)>。」 |
2020年7月27日(月) 新期スタートにあたって
飼い主:「毎年説明させていただいておりますが、UBIの運営上から新しい期は7月からとなっていて今年もコキンチョウ達の新しい期がスタートしています。コキンチョウは、環境さえ整えれば換羽期を除きほぼ一年中繁殖を繰り返しています。今期の一番手はGFP1941で7月21日に雛を孵しています。」
ピーちゃん2世:「そうなんだよ。実際、おっさんが気付いたのは2、3日あとなんだ!困ったもんだ。その親は、当然、おっさんよりは賢いので雛が孵ったサイン(卵の殻を巣の外に出している)を送っているのに、すぐに気付かないんだ!」
アオちゃん3世:「そうですね。放り出した卵の殻の位置にもよりますので、今回は勘弁してあげましょう。」
飼い主:「<(_ _)>。ところで、新期を迎えるにあたって新旧ペアの入れ替えを行った訳なんですが、今年の新米のペア達の中にバタバタして馴れていない子が数羽います。馴れる系統を作り出そうとはしているのですが、そういう子ばかりを一緒にしていくと近親交配になりますので、系統は簡単には作れません。3歩進んで2歩さがるといったところでしょうか?
また、今年度は今迄と違った見方や運営方法を考えてみたいと思います。例えば、今までは、コキンチョウについては小鳥屋さんへ卸すことはなかったのですが、コキンチョウ以外の鳥と同様に卸してみるとか・・・?」
アオちゃん3世:「とにかく、固定観念は捨てて新しい考えを取り入れるのもいいかもしれません。コキンチョウファンを増やすために是非頑張ってください。」 |
2020年7月21日(火) 広島市にお住いの会員O様の偉業 しゃべるコキンチョウの作出 (*_*)
アオちゃん3世:「しゃべる小鳥なんて珍しくはないと思われる方もいらっしゃるのではないかと思います。確かにインコ類であれば、人間の言葉をまねてもそんなに珍しくはありません。それは、舌の構造が比較的人間に似ているので、話せても不思議はないという考え方からです。ところが、フィンチ類は構造が違うので話しにくいと考えられています。実際、フィンチがしゃべっているのを聞かれた方は非常に少ないのではないでしょうか。」
飼い主:「小鳥に詳しい方ならこのことは知っています。だからこそ、コキンチョウがしゃべるわけないと思っています。かく言う私もそう思っている一人だったのです。なので、最初は半信半疑だったのですが、いざしゃべっている映像を見ると疑う余地がありません。O様のお人柄からしても映像を決して編集してはいません。」
ピーちゃん2世:「固定観念を持って物事を見ることの恐ろしさがわかったか。 というか、僕らのすごさがわかったかい! アハハハ。」
飼い主:「私は10年位前からでしょうか? コンテストに出せるような鳥ではなく、人に馴れた系統を育てるのに力を入れて来ましたが、言葉をしゃべらそうとは思ってもいませんでした。 ところが、熱意をもってコキンチョウ達を育てているO様が、この偉業を成し遂げたという訳です。なんとも頭が下がります。物事、先入観を持って見たらだめということがよくわかりました。今回は、また、新しい可能性(世界)を見出せたような気がします。」
アオちゃん3世:「それでは、しゃべるコキンチョウを簡単に紹介させていただきます。親は、UBI生まれのオスとO様の所のメスになります。名前は ”ふたば” で、訳あって人間の手で育てています。つまり、手乗りであるということです。O様のお話によりますと、さし餌の頃から巣立ちや放鳥時にも糞が出た際、いつもティッシュって言いながら掃除をしていたそうです。そうすると人間のことばでティッシュって言い始めたそうです。まあ、いろいろ説明するより、しゃべっているビデオをご覧ください。少し声が小さいので、ボリュームを少し上げた方がいいかもしれません。念のため映像には説明文等、一切入れていません。」
飼い主:「驚きですね。確かにはっきりとティッシュとしゃべっています。他の言葉は話せるのでしょうか? コキンチョウをお飼いの皆様方、しゃべるコキンチョウづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか? さらに、楽しさが倍増しますよ。まさに生物には無限の可能性がある。その言葉が身近に感じられた出来事です。」 |
2020年6月15日(月) 今季最後となる幼鳥達が巣から出てきています
飼い主:「当方は7月から翌年6月までをコキンチョウ達の一つの期と考えて運営していますので、今月はコキンチョウ達の節目の月となっています。7月になると若鳥達の中で早いものは初めて産卵し繁殖活動をする者が出てきます。ただ、私共より今年購入いただいた皆様方は、決して無理をせずに秋になってから産卵させるのが無難でしょう。」
アオちゃん3世:「早く産卵すれば、それだけ早く終わるものも多いですので、焦らないでください。じっくりと環境に慣らしてから繁殖させてやりましょう。逆にゆっくりと遊ばせている場合は、繁殖できる歳も伸びます。」
飼い主:「では、今年最後を飾る、私に最も馴れているGFP1839のペアの子供達をご覧ください。この親の子供達は、毎回、大きくなっても私によく馴れていてびっくりします。やっと念願の性質の子が出来てきているようで、うれしいです。今回の子もすでに、私の手から粟玉を食べるようになっています。そういう状況をご覧いただいた方は納得がいくかと思います。」
ピーちゃん2世:「そうなんだよ。おかしいんじゃないか! 雛の時から騙されている手乗りでもないくせに、今日もおっさんの手から粟玉を食べていたようだが、おっさんに媚びを売ってどうする!」
アオちゃん3世:「といってるピーちゃんも飼い主さんのこと好きなんだよね。 手乗りではないのに馴れて怖がらず、意思が通じるように感じる。これが、飼い主さんや私達が考える理想像なのです。自育はこの副産物に過ぎないのではないでしょうか? これからも理想に向かって突き進んで行きましょう!!」
飼い主:「そうだ!そうだ! 究極の系統作りを目指して頑張ろーう! まさしくアルティメットバード なんです。」
ピーちゃん2世:「まあ、ええけどぉ。でも、おっさん、それはあんたが生きている内に達成できることなのかい?」
飼い主:「そ、それは・・・ 」
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2020年6月10日(水) 強く青光りするシルバーは今年も出ませんでした
飼い主:「個体によって全体的に青光りが強いシルバーがいるのですが、なかなかお目にかかれません。特に最近は幼鳥時に販売することがありますのでなおさらです。」
ピーちゃん2世:「普通のシルバーじゃ白っぽいだけだろ! どおーってことないなあ。僕の方が綺麗だぞ! ただ、遺伝子はいろいろと持ってるわなあー。」
アオちゃん3世:「私達はいろいろな品種が存在していますが、それぞれ趣があると思います。シルバーはシルバーで綺麗ですが、確かに全体的に強く青光りのするオスのシルバーはとても綺麗だと私は思います。強く青光りするシルバーと普通のシルバーとでは、遺伝子は一緒で個体差の違いなのでしょうか? それとも・・・。 謎です?」
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2020年6月7日(日) 現在販売中の品種 No10 最終回
アオちゃん3世:「現在販売中の品種シリーズの最終回になりますが、黒頭ブルーで胸が白色の者を黒頭白胸ブルーといいます。」
ピーちゃん2世:「では、黒頭白胸ブルーをご紹介いたします。」
飼い主:「ブルー系は、根強い人気がありますが、ノーマルと比べるとやや弱いので飼育や繁殖にはいろいろな注意が必要です。しかし、温度の管理を適切に行い、日常の世話をきっちりとこなしていれば何の問題もないでしょう。最近は病気に対しても強くなっているように感じます。」
ピーちゃん2世:「そうだよ!おっさんが飼えるのだから、僕達を飼育したいという熱意がある人であれば誰でも大丈夫だと思うよ。でも、定石は守らないとダメだけどね。」
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2020年6月6日(土) 現在販売中の品種 No9
アオちゃん3世:「今迄にご紹介させていただいた順番から行きますと、今回は黄頭ブルーの紹介になります。黄頭ブルーというのは、体の色がブルーで頭が白っぽく、胸が紫色のコキンチョウをいいます。 ということは、 そうなんです。赤頭ブルーと外見は同じなのです。従って、外見からは判断がつきませんので、黄頭ブルーの紹介は割愛させていただきたいと思います。」
ピーちゃん2世:「では、体の色がブルーで頭が黒く、胸が紫色の黒頭ブルーコキンチョウを今回はご紹介させていただきます。」
飼い主:「黒頭ブルーのオスも、これから換羽に入る者の中に若干居る可能性がありますが、現時点では換羽終了間近の黒頭ブルーのオスは、売り切れとなっています。」
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2020年6月5日(金) 現在販売中の品種 No8
アオちゃん3世:「赤頭ブルーで胸が白色の者を赤頭白胸ブルーといいます。」
ピーちゃん2世:「では、赤頭白胸ブルーをご紹介いたします。」
飼い主:「私共の飼育室では、私の好みによりブルーが半数以上を占めております。ただ、ブルー系に分類しているシルバーやパステルブルーは、イエローの遺伝子も必要となるためイエロー系もいますが、すべてブルースプリット持ちとなっています。もちろん、他に、いろいろな品種を作出するためにノーマル/ブルーもいます。なお、これから換羽に入る者の中に若干居る可能性がありますが、現時点で、換羽終了間近の赤頭白胸ブルーのオスは、売り切れとなっています。」
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2020年6月4日(木) 現在販売中の品種 No7
アオちゃん3世:「体の色がブルーで頭が白っぽく、胸が紫色のコキンチョウを赤頭ブルーコキンチョウといいます。見える色ではなく、遺伝子によって名前は付けられています。そのことにより遺伝の法則が理解でき、思い通りの品種を作出することが出来ます。この子も実は下記の上側の写真の右側に写っている赤頭ノーマルと同じ赤頭なのですが、ブルーの場合は体の色がグリーンからブルーに変わる影響を受けて、頭の赤が白っぽく見えるようになっているだけなのです。」
ピーちゃん2世:「では、赤頭ブルーをご紹介いたしましょう。」
飼い主:「・・・。 昨日、オカメインコのなっちゃんが天国へ召されました。生き物が進化するための過程ではあるのですが、なかなか割り切れるものではありません。」
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2020年6月3日(水) 現在販売中の品種 No6
アオちゃん3世:「黒頭ノーマルで胸が白色の者を黒頭白胸ノーマルといいます。」
ピーちゃん2世:「では、ノーマルでの最後となる黒頭白胸ノーマル/ブルーをご紹介いたします。」
飼い主:「ノーマル/ブルーは、現時点では、まだ、たくさんいますのでご希望の品種が手に入ると思います。次回からは、ブルーについての販売中の品種紹介になります。」
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2020年6月2日(火) 現在販売中の品種 No5
アオちゃん3世:「頭の色が黒色の者を黒頭ノーマルと呼びます。実はコキンチョウは、この色が原色で原種となります。黒頭ノーマルの色がコキンチョウのすべての色の基本となっています。この色からいろいろな色素が欠乏することにより、私達のような色変わりのコキンチョウ達が存在しているのです。」
ピーちゃん2世:「僕達の繁殖を目指している諸君! この色から飼っていくのも面白いのではないのかな・・・? 秋になると黒色がビロードのように輝く時がありビックリしますよ。では、黒頭ノーマル/ブルーコキンチョウをご紹介いたします。」
飼い主:「私共の飼育室では、ブルー系のコキンチョウを主に作出しているためノーマルといえどもブルースプリットを必ず持っている子達になりますので、表記は黒頭ノーマル/ブルーとなるわけです。ただ、黒頭ノーマルと外見はほとんど一緒です。」
アオちゃん3世:「このノーマルとノーマル/ブルーの違いは、繁殖時に確認できます。 一つの例を挙げますと、例えば、黒頭ノーマル通しのペアからはブルーは生まれせんが、黒頭ノーマル/ブルー通しのペアからは、25%の確率でブルーの雛が生まれてきます。」
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2020年6月1日(月) 現在販売中の品種 No4
アオちゃん3世:「黄頭ノーマルで胸が白色の者を黄頭白胸ノーマルといいます。もちろん、コキンチョウも略さずに言うと黄頭白胸ノーマルコキンチョウとなります。」
ピーちゃん2世:「今回は、黄頭白胸ノーマル/ブルーをご紹介いたします。白色の胸に橙色の頭の色のコントラストも綺麗で良いですな。 欲を言えば、もう少し日時が経過して、完全に換羽が終了した時が一番綺麗になるのでその時に見ていただくのがベストなんです。但し、ケージが足らないことや多すぎるとおっさんの世話が行き届かないということ等の要因で、早めに販売しなければならないのが現実という訳だ。 一番綺麗な姿を載せられず残念!」
飼い主:「・・・。その通りです。」
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2020年5月31日(日) 現在販売中の品種 No3
アオちゃん3世:「頭の色が赤色ではなく橙色の者を黄頭ノーマルといいます。自然界では非常に珍しいようですが、飼育室ではそんなに珍しくはありません。飼い主さんのようにいろいろな品種を作出している人には重宝されます。なぜなら、黄頭として発現しているということは、赤頭の遺伝子も必ず持っているからなのです。」
ピーちゃん2世:「今回は、黄頭ノーマル/ブルーをご紹介いたします。ちなみに、赤頭はアカガシラ 黄頭はキガシラと読みますので、よろしく ♪♪。」
飼い主:「私の出番はなしか! 時々こういう時があるんだな。これが。」
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2020年5月30日(土) 現在販売中の品種 No2
アオちゃん3世:「赤頭ノーマルで胸が白色の者を赤頭白胸ノーマルといいます。」
ピーちゃん2世:「今回は、赤頭白胸ノーマル/ブルーをご紹介いたします。もちろん、販売中ですよ。(*^_^*) なお、今回のシリーズで紹介させていただくノーマルコキンチョウは、すべて厳密にいうとブルースプリットを持っているノーマル(ノーマル/ブルーと表記します)ということになります。 まあ、UBIはおっさんがブルー好きなので、ブルー遺伝子の、つまり僕達の天下という訳なんだ! アハハハ・・・。」
飼い主:「酔ってんのか!」
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2020年5月29日(金) 現在販売中の品種 No1
飼い主:「現在販売中の品種を実際のコキンチョウの若鳥にて紹介させていただきます。」
アオちゃん3世:「私共コキンチョウの品種につきましては、コキンチョウのページで紹介させていただいておりますが、ここでは、鳥生 最初の換羽が終了したばかりの初々しい1年生を掲載させていただきます。なお、現在、売り切れになっている品種につきましては割愛させていただきます。」
ピーちゃん2世:「では、最初にご紹介するのがオスメスともに赤頭ノーマル/ブルーになります。」
アオちゃん3世:「赤頭ノーマルと外見は一緒ですが、正確に言えばブルースプリットを持っている子になります。従って、ノーマルとノーマル/ブルーとでは、生まれてくる子供が異なってきます。」
ピーちゃん2世:「頭にまだ白い毛が少し見えますが、やがて綺麗になります。」
ピーちゃん2世:「このメスの頭の色は、換羽が完全に終了すると深い赤色になります。」 |
2020年5月27日(水) 本当の綺麗さをカメラではどこまで表現できるのか?
飼い主:「今年は、幼鳥販売をしていたため、早く生まれたコキンチョウは少なくなっていて、遅生まれのコキンチョウ達の換羽がまだまだ進行中になっています。現在でも、換羽が完全に終了していない子の方が多い状況です。」
ピーちゃん2世:「それで僕達の綺麗さをちゃんと伝えてくれているんだよな!」
アオちゃん3世:「飼い主さんのおっしゃる通り、綺麗さは実はカメラによっても異なって来るように思います。このホームページの写真は、普通のコンパクトデジカメで写しているのがほとんどなので、それなりに だと思います。しかし、今回は、以前写していた35mmフィルムのサイズに準じたFXフォーマットのカメラで写した写真を少しご紹介したいと思います。」
ピーちゃん2世:「腕の悪さをカバーしてくれる訳だな。じゃあ、いつもそのカメラで写せばいいじゃないか!」
飼い主:「大きくて重いのでみんなもびっくりするし、ケージの隙間からという訳にはいかないので、何時もはコンパクトデジカメで気軽に写しています。<(_
_)>」
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2020年5月22日(金) 昔に比べると、ずいぶん病気に対する抵抗力がついてきたように思います
飼い主:「ずいぶん前のことになります。20年位前になるのでしょうか? トリコモナスで次々と十数羽のコキンチョウ達があっという間に天国へ旅立っていったことがありました。当時の詳細な記憶はだんだんと薄れていますが、その時の恐怖感は、今でもはっきりと思い出すことができます。こんな状況で私は果たしてコキンチョウ達を安全に飼うことができるのだろうかと不安になった程です。」
アオちゃん3世:「それ以来、飼い主さんは病気になったコキンチョウ達をすぐに隔離し、ほかの仲間にうつらないようにしてから手当をするようになりました。最終的には、飼育室も分けて細心の注意を払い行動してくれましたので、その時以来、病気で十数羽も一度に落鳥したということは1度もありません。」
ピーちゃん2世:「病気になったコキンチョウは、まずは隔離し病院へ連れて行っていただければ と思います。おそらく、トリコモナスか気嚢ダニでしょう。 ただ、僕達の飼育室での結果ですので断言はできませんが・・・。 僕達は元気で繁殖力もありますが、この病気には弱いのです。」
飼い主:「そうですね。最近はすぐに落鳥するということはなくなりましたが、素人判断をせずに小鳥を見ることのできる病院へ連れてくのがベストでしょう。次に治療中も決して他の小鳥と一緒にしてはいけません。必ず隔離をして治っても半年くらいはそのままの状態で様子を見てみましょう。 私は、病気になったコキンチョウはできるだけ繁殖には使用せず、病気にならない元気なコキンチョウを使用するようにして来ました。そのせいなのか、例え病気になったとしてもすぐに落鳥する固体はいなくなったように思います。」
アオちゃん3世:「うつる病気は、小鳥達の出入りのない隔離された飼育室では通常は起こりえません。また、他の鳥は、どうもならないが私達は発病してしまうということがあるように思います。」
飼い主:「私が、今まで病気について話さなかったのは、素人の私がいうべきことではないと思っているからです。ただ、最近、皆様とお話をしていますといろいろな事情があるということがわかります。そこで、気嚢ダニについて私が行っている方法を少しご紹介したいと思います。但し、素人につき責任は持ちませんので誤解のないようにお願いいたします。家のコキンチョウの場合には、フロントラインを1回だけ1滴ほど首のあたりに垂らします。そうするとほとんどが、数日から2週間位で治ります。中には落鳥する子もいますが、何もしなくても落鳥する確率はありますので薬を与えたことが原因かどうかは分かりません。 しかし、中には別の病気だったということも十分あり得ますので、一番良い方法は、やはり小鳥に詳しい先生のいらっしゃる病院へ連れていくということではないでしょうか。」 |
2020年5月17日(日) お知らせ → 今年度のコキンチョウの若鳥販売再開
飼い主:「緊急事態宣言が一応解除されましたので、コキンチョウの若鳥販売を再開いたします。」
アオちゃん3世:「2019年7月以降生まれの換羽が終了した若鳥から販売を開始させていただきます。緊急事態宣言が解除されたといってもまだまだ油断はできませんので、来所いただく場合に制限事項がございます。詳細は小鳥等の販売のページに記載いたしております。」
ピーちゃん2世:「コロナウィルスの関係で誠に申し訳ないのですが、制限事項を必ず守っていただける方のみ販売させていただきます<(_ _)>。」
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2020年5月10日(日) まあ、成功と言えるのではないでしょうか?
飼い主:「以前、GFP1926が子供を巣から放り出して困っていることを紹介させていただいたと思うのですが。」
アオちゃん3世:「そうですね。飼い主さんがケージの上から覗き込めるようになっていたため、急遽、新聞紙を置きケージに天井を作ったペアのことですね。そのかいあってか、それ以降は、1度のみ放り出しましたが、その後は1度も放り出すことがなくなり、雛が2羽、無事に巣から出てきたのです。このペアは今期が初めての繁殖期で、今迄はいつも雛を巣から放り出し、最後に巣から出てくるのは1羽のみという状況になってしまっていたのですが、今回は初めて2羽育てることができたようです。新聞紙を使うという簡単な応急処置がうまくいった事例です。皆さんも、うまくいかない場合はいろいろと工夫してみてください。工夫して成功すれば、より飼育が楽しくなります。」
ピーちゃん2世:「要は、嫌いなおっさんにのぞき込まれることがなくなったので、落ち着いて雛を育てたという当たり前の話な訳だ!」
飼い主:「・・・?」
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2020年5月3日(日) 換羽が終了間近の子が出てきています
飼い主:「換羽が終了間近の幼鳥達が出て来始めています。毎年のことではありますが、幼鳥から立派な若鳥に成長した様子を見るととても嬉しくなります。」
アオちゃん3世:「みんな同じようで同じではない変化。どうぞ、楽しんでください。私たちにとっても嬉しい変化になります。ただ、この時期は体力を消耗いたしますので管理を徹底していただきますようよろしくお願い申し上げます。」
ピーちゃん2世:「おっさんが、飼えるのだから大丈夫だろ! ところで、販売はどうするんだ?」
飼い主:「そのことにつきまして、当方の飼育室は狭いため、非常事態宣言が出ている現状況では入室することは、できないと考えています。そこで、まずは、今までに当方と取引のあるユーザー様に対して、ご希望のペアを私共が選別し飼育室の外でお渡しするという方法を検討中です。」
アオちゃん3世:「なるほど、当方と取引のある方であれば、飼育室の中の様子はご存じなので、入室しなくても全く問題ないという訳ですね。」
飼い主:「そうなんです。現在、その方向で検討いたしておりますので、お渡し開始時期や価格が決まりましたら、ホームページ上でご案内させていただきます。」
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2020年4月27日(月) なんじゃこりゃ! → 初めての落ち度
ピーちゃん2世:「何が初めての落ち度や! 嘘つくなよ。今までにおっさんの落ち度は数えきれない。それをカバーしてきたのが、僕達だ。どの口がそんなことを言っている!」
飼い主:「まあまあ、抑えて、抑えて m(__)m 。今回のミスは我ながら、恥ずかしい大失敗です。なので、初めてという表現を使用させていただいたという訳なんです。
どういうことなのかというと、GFP1932のペアの雛が生まれたことにまったく気付かず、下記の写真のように雛が巣から出てきて、初めて気付いたんです。とほほ。」
ピーちゃん2世:「情けなあー。これじゃブリーダーなんて言えないよな。」
飼い主:「非常に反省しています。」
アオちゃん3世:「このペアの位置は、棚の一番下のケージで、しかも、上と横とが雛を育てているので、間違われたのでしょう。しかも、このペアは今回は1羽でしたのでなおさらかもしれません。お忙しいのは分かりますが、今後は餌を機械的に配膳するのではなく、観察してやっていただきますようよろしくお願い申し上げます。」
飼い主:「分かりました。確かに最近は観察することがおろそかになっていました。ごめんなさい。早速、補助飼料等、たくさん与えておきました。でも、今回の失敗はなんともお恥ずかしい限りです。」
アオちゃん3世:「飼い主さんとしては、体力的にもう私達を増やさなくても良いという状況の上で、私達の繁殖への希望をできる限り叶えていただいています。こういう状況下であっても、ありがたいことに予想していない雛を見た時の飼い主さんの顔は、最初のころとまったく変わらず非常にうれしそうなんです。」
飼い主:「昨今、暗いニュースの多い中、思わぬ命の誕生を見ると感動します。特に、粗末な餌でも生き抜いて元気に巣から出てきたのでなおさらです。こういう些細な出来事で、大変勇気が出たり感動したりします。」
ピーちゃん2世:「このようないい加減なおっさん(飼い主)でも、僕達コキンチョウは飼えます。繁殖もします。どうです。皆様、是非、飼ってみてください。但し、おっさんの場合は経験がありますので、こういう飼い方でも雛が死なない場合もありますが、どうしても大きく立派には育ちません。通常は手を抜かずにきちんと決められた餌をやってください。そうすると、きっと、新しい人生のページが開きます! ただ、残念なことは、今年は例年と違う世の中の状況において、いつ販売がスタートできるのかということでしょうか。」
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2020年4月20日(月) 動物取扱業更新完了
飼い主:「動物取扱業更新の提出書類が受理され、第一種動物取扱業登録証が新しく更新されました。これにより、明日より引き続き5年間は有効となります。しかしながら、体力がついていかない状況になる前に動物取扱業を終了したいと思っています。従って、今後、徐々に羽数や種類を減らしていき、今回の更新で最後にしたいと考えています。」
ピーちゃん2世:「そうか、うーん・・・。どうしても減らしたいというのなら、僕達以外の鳥を飼うのをやめることだな!」
アオちゃん3世:「もちろん、飼い主さんは、私達以外の鳥の飼育をまず、やめていく考えのようです。ただ、私達の羽数が圧倒的に多いので、やはり、減らさないと全体の羽数は減らないということになるでしょう。残念ですが仕方ありません。動物は何時かは必ず死んで行きます。例外は一つとしてありません。飼い主さんにも無理のないように休息を与えてあげましょう。ただ、羽数が少なくなっても、できるだけ子孫の面倒を見ていただきたいとは内心思っています。」
飼い主:「ありがとう、アオちゃん、もちろん、動物取扱業をやめたとしても趣味として続けて行きたいと思っています。しかし、今までのように多くの羽数は飼えません。」
ピーちゃん2世:「それにしても、今年の販売はどうするんだ? 問い合わせも多いぞ。」
飼い主:「そう、それなんです。 コロナウィルスのことがあり現在検討中であります<(_ _)>。」 |
2020年4月18日(土) 幼鳥の姿から成鳥の姿へと大変身して参ります
飼い主:「毎年のことになりますが、今の時期は幼鳥達が大変身する時期となります。まるで醜いアヒルの子が美しい白鳥へと変身していくようでワクワクします。でも、床は羽毛で大変です! 掃除機はすぐに詰まってしまいます。」
ピーちゃん2世:「アヒルをバカにしていないかい。アヒルだって歩き方も魅力的で(*^-^*) なかなかのもんだよ!」
飼い主:「あ、確かに!! つまり、そういう本当の姿のことではなくて、物語の一部を引用して話していますのでご勘弁願います。アヒルさんごめんなさい。<(_ _)>」
アオちゃん3世:「美しさというものは、見る方の感受性によっても変わってきます。例えば、僕達が綺麗だという方ばかりではありません。大きさや性格等すべてを含めて、その人の考え方で判断されるように思います。例えば、飼い主さんのように僕達を気に入ってくれていたとしても、コンゴウインコも綺麗かなとつぶやいている時もあります。その人の個性や考え方、時にはその時の気分によっても捉え方が違ってくる訳なのです。だから、おもしろくもあり、不思議なことでもある・・・ かな。」
飼い主:「まあ、換羽に突入している幼鳥の現在の様子をご覧ください。」
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2020年4月15日(水) ちょっとした対応で状況が変わります
飼い主:「GFP1926が子供を巣から放り出して困っています。見つける毎に巣に入れてやるのですが、2日間そういう状態が続いています。餌をやってはいるようなのですが、昼の間に雛を放り出して困ります。夕方になってくると放り出さないという奇妙な行動です。」
ピーちゃん2世:「おっさんが、嫌いなんに決まっとるやろ! ケージの前でずうずうしく覗き込む、バタバタする。いやになるのはよくわかる。それで、ストレスが溜まって放り出すという流れだ!」
飼い主:「え、そんなに馴れていないかな?」
アオちゃん3世:「雛をかえしたときに個体によってはより神経質になる子がいます。元来、僕達コキンチョウは自育するのが当然のことなのですが、長い間、ジュウシマツを仮母として繁殖してきたという経緯があります。なので、子育てをするのが下手なペアもいるんです。このペアの繁殖1年生もよく卵を産むのですが、最後まで育てるのは今迄の所、1羽になってしまうようです。そういう場合はちょっとした対応でうまくいく場合もあります。例えば、ケージの上から飼い主さんが、覗き込めないように新聞紙を置いてみるという方法もあります。」
飼い主:「(-_-;) わかりました。やってみます。」
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2020年4月12日(日) 動物取扱業更新手続き完了
飼い主:「動物取扱業の更新のため、保健所の方が来所し飼育施設等を見ていただき、更新書類を提出し手続きは完了いたしました。」
アオちゃん3世:「お疲れ様です。」
ピーちゃん2世:「そんなことは、普段からきっちりやっておけば、慌てることではない! しかしながら、おっさんの良いところは、更新してもしなくても僕達のことを考えて行動してくれているのでありがたい。」
飼い主:「おおーい、ピーちゃん大丈夫か?」
ピーちゃん2世:「なんちゃって!」
飼い主:「やっぱり! とほほ! いずれにしても、一段落したので身近なところでひっそりと咲いている花を写真に写してみました。桜もいいですが、こういう時はひっそりと咲いている花もいいもんです。」
アオちゃん3世:「飼い主さん、スーパームーンの前日に取った月の写真もありますよね。」
飼い主:「ああ、そうです。当日は、用事があって撮ることができず、前日に写した月の写真が、あまりうまく写せていないのですが一緒に紹介したいと思います。」
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2020年4月2日(木) 動物取扱業更新は?
飼い主:「早いもので、気が付けば既に4月に入っています。今年の花見はコロナウィルスの影響でひっそりと咲いている桜を見るくらいしかなさそうです。とほほ。」
アオちゃん3世:「未知のウィルスのせいで、人類は例年よりも暗い年になりそうですが、今こそ人類の英知を結集し、みんなが団結してウィルスに打ち勝ってほしいと願っています。
ところで飼い主さん、今月は動物取扱業の更新時期ではありませんか? どうされるのでしょうか?」
飼い主:「それなんです。もう、動物取扱業はやめようかとも思いましたが、コキンチョウ達の繁殖が調子良いので、幼鳥達がたくさん出来ています。おまけに、販売を途中で一時ストップしたため、もうすぐ今ある追込みケージがすべて満員になりそうです。幼鳥の数を増やさないようにするには、素引きをやめさせれば良いという方もいらっしゃいます。やめさせることは簡単なんですが、それは最後の手段にしたいと私は考えています。」
ピーちゃん2世:「繁殖をやめさせる! それで、ぼくたちは本当に幸せになれるのか? 若くて健康な鳥達は、繁殖を通して生きがいを感じているものも少なくないのではないか・・・?」
飼い主:「そうなんです。なので、私の結論としては、もう少し販売を続けながら徐々に羽数を減らしていくという方向で取り組んで参りたいと思います。従って、今回も動物取扱業の更新をしようと思います。」 |
2020年2月23日(日) 幼鳥販売について
幼鳥をお求めいただいた皆様、誠にありがとうございました。なお、今後の幼鳥販売につきましては、本日よりしばらくの間、お楽しみ販売のみに変更させていただきます。詳細は小鳥等の販売のページをご覧ください。 |
2020年2月12日(水) 前と同じ環境や育成方法なのですが今度は雛を育成中 ・・・ 果たして・・・
ピーちゃん2世:「おっさん、GFP1927のペアが子供を育てているの知ってるかー?」
飼い主:「そうなんですよ。1月7日の一言に書きましたが、GFP1927は、前回5羽の雛を孵したのですが、すべての雛を巣から放り出し、手に負えなかったのですが、今回は育てているんです。ラッキー!」
ピーちゃん2世:「でも、1羽だけやけどな。」
飼い主:「えっ、そうなんですかぁ。何か過大に期待していただけに、がっかりです。とは言うものの、環境や育成方法等は、何も変えていないので、まあ、良しとしましょう。相変わらず、私が上から覗き込めるようにもなっていますが、少しは私に馴れてくれたのでしょうか?」
アオちゃん3世:「というよりも、 飼い主さんが他のペアや幼鳥達のことで忙しくしていて、結果的にあまりかまってやらなかったのが、良かったということではないでしょうか?」
飼い主:「えーっ! ということは、私の存在意義は餌やりのみということかい!」
アオちゃん3世:「いえいえ、決してそんな意味では・・・。」
ピーちゃん2世:「そんなこと当たり前じゃん!今頃分かったのかい!」
飼い主:「 _| ̄|○ (ガックリ) ・・・。」 |
2020年2月5日(水) お知らせ
小鳥の販売の優先順位につきましては、申込順ではなく、私共とメールでのやり取りをして、来所日時を確定した順番となりますので、来所日時が決まっていない場合は、最終的にご依頼の小鳥が手に入らない場合もありますので、何卒、ご了承ください。
なお、ご希望の品種の組み合わせの販売につきましては、販売を一旦、終了させていただきました。 |
2020年1月26日(日) 暖冬でコキンチョウの繁殖は絶好調! → (-_-;)
飼い主:「今期は暖冬でコキンチョウ達の繁殖が絶好調となっています。うれしい反面、世話が大変なので・・・。 しかし、幸い、史上初の幼鳥販売を始めましたので、何とかなっている状況です。最初は、もらわれていった先で落鳥しないかと心配していましたが、幼鳥を購入される方は初めての方は少ないので、無事に過ごしているようです。」
ピーちゃん2世:「おっさん、でも、まだまだ、親から巣立っていない幼鳥達がいっぱいいるんだが、追込みは大丈夫か。今期初めての繁殖期を迎えたGFP1907のペアは7羽の雛を無事に育てているぞ! まあ、こうなると十姉妹を仮母とするよりも、僕達の自育の方が子育てがうまいということがはっきりとわかる現象だ!」
飼い主:「そうなんですよね。6羽を超えてくると自育でないとダメですよね。今期も、久々に7羽の雛を全員無事に育てているペアが出現しましたが、こうなるとケージが狭いので ごめん<(_
_)> という気持ちにさえなります。案外、コキンチョウもある意味で十姉妹のようなものかも知れませんねぇー (*^-^*)。」
アオちゃん3世:「多産系の親は比較的子供は多くなりますが、7羽というのは毎回ではありませんので、多少狭くても仕方ないと思います。ただ、出来れば、もう少し大きいケージの方がうれしいとは思います。また、おっしゃる通り6羽以上の雛になると、やはり、私たち自身が自育する方がベストです。だからこそ、皆様、僕達を信じて自育をさせてください。お願いします
<(_ _)>。」
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2020年1月21日(火) お知らせ
飼い主:「羽数を減らすために、コキンチョウの幼鳥販売を引き続き行います。今回は新しく お楽しみペア販売 を追加いたしました。もちろん、自育で育った子達です。」
ピーちゃん2世:「まあ、追い込みが満員になるから幼鳥販売も仕方ないかな・・・。ところで、何だいその お楽しみペア販売 というのは?」
アオちゃん3世:「頭の色や胸の色は分からなくても、雌雄が分かった時点で販売させていただくというものです。もちろん、頭の色や胸の色も既に分かっている場合もありますが、 お楽しみペア販売 では頭と胸の色は選択できません。詳細は、 小鳥等の販売 のページをご覧ください。」 |
2020年1月8日(水) 強風です
飼い主:「夜は雨がひどかったのですが、朝はこの冬一番と思える強風が吹いています。そのせいで、第4飼育室の一部の屋根が壊れかけていましたので修理しました。しかし、台風のような突風もあり、もう少しで飛ばされるところで危なかったです。」
ピーちゃん2世:「去年から壊れかけなのに、しっかりと修理をしていないからそういうことになるんだ!」
アオちゃん3世:「風は非常に強いですが、気温は比較的高いのか、飼育室の温度は朝でも20℃を超えています。外は嵐のようですが、私達は室内にいますので風も当たらず、快適な日となっています。」 |
2020年1月7日(火) 同じ自育で育った親だとしても子育てにおける優劣の差は出ます
飼い主:「私共のコキンチョウは100%自育のみで繁殖させていますが、同じ自育で育った親だとしても、必ずしも自育に成功するわけではありません。もちろん、成功する確率は高いのですが、例えば、GFP1919は今回6羽の雛が巣から出てきていて、所狭しと飛び回っております。ところが、GFP1927に置きましては、一昨日5羽の雛を孵しましたが、現在はすべての雛を巣から放り出しております。同じ自育で育った親だとしてもこのような差が出てくるのです。この現象は、私にとっては、まだ、完全には解明できていない謎であります。」
アオちゃん3世:「5羽の雛を孵すということは相性の問題ではないと考えることもできますが、育てないというのは、どちらも気が乗らないということなのかもしれませんので、ある意味相性が悪いのではないかと疑ってみましょう。そして、環境の見直しや餌のタイミングを十分に考えて対処してみて下さい。それでも、こういう状態が続くようであればペア替えをした方が良いでしょう。ペアを変えると私共の経験では、案外うまくいく場合も結構あります。」
ピーちゃん2世:「現在のケージの場所は、2つとも同じ高さではありますが、周りの環境は少し違っています。放り出したペアのケージは上から巣がのぞき込めるようになっています。こういう場所の場合は、おっさんに十分馴れているペアを置くべきでしょう。やはり、原因の一つはおっさんの思慮が足らないせいでしょうなあ・・! アッハッハ!」
飼い主:「とほほ、それにしても、ここ最近はすべての雛を放り出し、どうしようもなかったペアはあまりいなかったのですが? まあ、コキンチョウの場合は同じような環境で育ったとしても、1羽1羽個性があるようで、それも、また良し ですね。 (*^-^*)」 |
2020年1月1日(水) 令和2年 元旦
ピーちゃん2世・アオちゃん3世・飼い主:「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。」
飼い主:「今期は、コキンチョウ達の調子も良く、子供達がたくさん生まれています。
今年は、去年に引き続き、世話をよりしやすくするために全体の羽数を減らしていく予定ですので、現在一時ストップしている幼鳥の販売も少しずつではありますが、継続して参ります。」 |
★鳥たちが驚かないようにフラッシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。
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