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クワガタムシ
 夏になれば必ず話題にのぼる昆虫達の中でも、カブトムシと共に人気があるのがクワガタムシでしょう。個人的には、あまり匂いのしないクワガタムシの方がカブトムシより私は好きです。子供のころ、暑い夏に蚊よけを塗って長袖長ズボンを身につけ、秘密の場所にカブトムシを取りに行った時、初めて片方の角が少し欠けている大きなノコギリクワガタのオスを採ったことが懐かしく思い出されます。その林は、今はなくなってしまっていて非常に残念に思います。しかしながら、第2の人生を送るために香川県から岡山県の山の中に移住したことにより、色々な自然界で生きているクワガタムシ達と意図せず再会することができた次第です。そうなんです、山の中なので玄関灯に向こうからやって来るのです。お陰様で、久々に子供の時のような気持ちを味わうことができました。

カブトムシは1年だがクワガタムシは、種類によって生きる年数が違う!
オオクワガタムシ オオクワガタ
 一時はたくさん飼っていましたが、現在は数ペアになりました。夏が来れば思い出す黒いダイヤモンドですね。一時期は高額でしたが今は安価に手に入ります。繁殖も容易なので子供さんがいらっしゃる場合は喜ばれます。
 さて、このオオクワガタの寿命のことなのですが、カブトムシなどと一緒に考えて1年しか生きないと思っていらっしゃる方が多いと思います。クワガタムシは、種類によって寿命が異なり、コクワガタ、ヒラタクワガタ、オオクワガタ等は数年生きます。逆にノコギリクワガタなどは約1年となります。ミヤマクワガタも成虫になってからは1年くらいでしょう。


一言(日付は新しい順番で記載していますので、最初にご覧いただく場合、下の方から上へとお読みください。)

2024年9月12日(木) 今年もオオクワガタの幼虫を産卵木から取り出し菌糸びんに入れました
飼い主:「香川県では、オオクワガタは約1年で成虫になっていたのですが、こちらでは、気候のせいで出てくるまでに2年かかるようです。実はオオクワガタの飼育は、小鳥が増えてきたころからやめていたのですが、こちらに来て、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタ、コクワガタ、カブトムシ等が庭先でみられるので、それに影響されて、ついオオクワガタの飼育を再度始めました。以前ほど小鳥はいませんが、鶏や畑で忙しく、いつまで続けるのかは分かりません。」
チビちゃん:「適当に飼うのは、結局、どうなんだかな。オオクワガタは餌だけやっていれば、卵を産み幼虫が孵る。今年も適当に飼育したといえども1本の木から十数匹幼虫がとれたよな。」
キューちゃん:「そうすると飼い主さんも、そのままほおって置くと幼虫が死んでしまうので、木から取り出し幼虫の餌(菌糸ブロック)を購入して、1匹ずつ瓶に詰めていくことになる。この作業は、大変なのですが、後は数か月このまま置いて置けば問題はありません。そして、また、餌を新しくしながら2年後には成虫になって出てくる。」
飼い主:「だから、どんどん増えてくるわけです。そこで、近くの子供さんにあげようと思うのだが、子供さんがいらっしゃる所は非常に少なく、積極的に探さないと見つかりません。こういう状況なので、常時、1ペアか2ペア程飼育していくのがベストかなと思っています。」
オオクワガタの幼虫

2022年9月16日(金) 秋が来ると影を潜めます
飼い主:「夏の間、子供達に人気のあったカブトムシやクワガタムシも、最近は話題になりません。まあ、カブトムシにつきましては、秋が来ると天国へ行ってしまうので、そうなるのかもしれませんが、クワガタムシにつきましては種類によって数年生きますので、まだまだ、話題になっても良いと思うのですが?」
キューちゃん:「皆さんに人気のオオクワガタも数年生きますので、面白いです。まあ、人気がある一つの理由にもなっているのではないかと推測いたします。とはいっても、流石に秋になると話題に上らなくなりますね。でも、幼虫達が産まれて大きくなっている最中なので、話題はあります。が、やはり、夏でないと盛り上がりに欠けるのかもしれません。」
チビちゃん:「まあ、また、来年の初夏には話題に上るだろうな! で、なんでオオクワガタが家にいるの? 確か過去のある時を境に飼育をやめたと聞いているのだが?」
飼い主:「ああ、成り行きで・・・。まあ、落ち着いたらワイルドな個体を求めて新地の探索に出かけたいものです。」
オオクワガタ

2022年8月7日(日) 新しい耕うん機も必要か・・・
飼い主:「ここの所、良く雨が降るので草の生長が非常に早く大変です。畑によっては手が回らず草ぼうぼうの所もあります。草刈りはしているのですが、なかなか追いつきません(-_-;)。」
キューちゃん:「家の片付けや修理をしながらですので大変だとは思いますが、早めに草を刈らないとあとで困りますよ。」
飼い主:「そうなんです。何も植えていない所は、トラクターで耕せば問題はないのですが、段々畑にはトラクターが入らない所もあります。その上、野菜を植えている畑の中の一部のみや畑の柵の近くの狭い場所等はトラクターでは無理があり活用できません。」
チビちゃん:「何言ってるんだ!草刈り機と鍬を持って、しっかりやりな!」
飼い主:「む、無理です。自走草刈り機では刈れない所もあるし、最近は暑くて、1日中野良仕事は出来ません。」
キューちゃん:「そしたら、家庭菜園用の耕うん機を導入したらどうでしょう。」
飼い主:「それなんですよ。非常に古い耕うん機はあるのですが、錆びもあちらこちらに出ていますし、長い間動かした様子がありません。しかもネットでも取扱説明書が見つからないのです。他にも、運搬機が大小2台と稲刈り機がありますので、自走草刈り機と合わせて、調整してもらおうとは思っています。ただ、耕うん機の方は機能が違いますので、今回、新品の耕うん機を購入しようと調べています。候補は、クボタ、ヤンマーの6馬力前後の小さな物といったところです。メーカーの対応としては、どちらもいやな感じはなさそうです。イセキはホームページも詳しく書いてなく、いまいちのように感じます。最も、今所持しているトラクターがイセキで、香川県の営業所の対応が最悪だった思いがありますので、なおさらです。しかしながら、ここは岡山県なので、少し様子を見ようと、トラクターのドレインボルトをイセキ中四国岡山西営業所に注文してみました。案の定、対応は良くありません。最初、電話に出た時は普通でしたが、”ちょっとお伺いしますが”と言った途端に声の様子が変わり、うっとうしいなあという感じが明確に伝わってきました。やはり、イセキはイセキかと思いました。ということで、イセキは、やはり除外で耕うん機の候補は2社ということになった次第です。」
ミヤマクワガタ

2023年8月6日(日) 門灯に集まってくる昆虫が去年に比べて極端に減っているのはなぜか? → 理由判明?
飼い主:「ミヤマクワガタのオスがやってきた時から、他のクワガタムシやカブトムシが門灯にやってこないかと毎日見ているのですが、今年は不思議と昆虫だけではなく蛾なども去年に比べて非常に少ない状況なのです。今年の気候は、最初の頃は雨ばかり降っていたと思ったら、晴れてから後は、非常に暑くて雨が全く降りません。これが、昆虫達が少ない原因の一つなのかもしれないと思っていました。ところが、最近、カブトムシのオスが何者かに食べられた後の死骸を見つけたのです。ということは、虫達はいつも通りに集まっているのだが、何者かに食べられているのではないかという疑問が出てきたのです。」
チビちゃん:「ああ、そういえば、朝早くから、変な鳥が来ているぜ!! おっさん、もっと早く起きて見てみんかい!」
キューちゃん:「猫なども、うろうろしていましたよ。おそらく、去年、初めて門灯を付けた時から虫達は集まってきているのでしょうが、今年はそれを見ていた動物達が虫達を捕食するようになったということではないでしょうか?」
飼い主:「なるほど、そういわれてみるとその可能性は高いと思います。それを裏付けるように、いつもなら、午前中の早い時間に虫を見つけていたのですが、今回は、午前中には見つけることができず、夕方の5時過ぎという初めての時間帯でカブトムシのメスを発見したのです。となると、捕食者を排除しないとミヤマクワガタのメスは手に入らないということになりそうです。」
小さなカブトムシのメス

2022年7月22日(金) ミヤマクワガタもやって来ていたようです
飼い主:「ホームセンターでレモンの実が成っている木が目に入りましたので、思わず衝動買いしてしまいました。レモンの木は、どうも、マイナス3℃以下になると枯れるようなので、今年は植木鉢で育ててみようと納屋へ植木鉢を取りに行った時のことです。」
チビちゃん:「中にミヤマクワガタのオスの死骸があるぜ。」
キューちゃん:「植木鉢を納屋の外灯の下に置いてあったので、おそらく光に集まって来て落下し、そのまま天国にいったということなのでしょうか?いずれにしても、植木鉢をそこにおいてから、2ヶ月も経っていないので最近の出来事のようです。」
飼い主:「家の標高はミヤマクワガタが生息する標高より少し低いのですが、どうも、生息しているのではないかと推測できます。この個体は、少々、小ぶりのようですが、久々にミヤマクワガタの姿を見ることができ感激です。懐かしい!」
キューちゃん:「やっぱり、夏は、色々な昆虫の姿を見ないと夏が来た気がしませんね。」
ミヤマクワガタの死骸

2023年7月7日(金) メスが目の前を飛んで・・・ これは、運が悪いのか?
飼い主:「昨日、クワガタのことを書きましたら早速、クワガタのメスと出会ったのです。今朝は朝早くから仕事をしていたのですが、休憩しようと家の方へ近づいていくと、何とクワガタのメスが飛んでいるではありませんか! ミヤマクワガタのメスかどうかは分かりませんが、おそらく、ノコギリクワガタかミヤマクワガタのメスに違いありません。あわてて、追いかけたのですが、斜面の下の方に飛んでいき捕まえることが出来ませんでした。惜しーい!」
チビちゃん:「まあ、運が悪いというべきだろ。そういう状況の時は普通は捕まえることが出来る場合が多いよな。まあ、おっさんは行いが悪いんだろ アハハハ。」
キューちゃん:「昔、飼い主さんのお母さんが、早起きすると良いことがあるよ とおっしゃっていましたよね。今日は、朝早くから仕事をしていたのでクワガタも応援に現れたのではないでしょうか。まあ、次の機会を待ちましょう。」

2023年7月6日(木) 今年はミヤマクワガタが一番にやって来ました
飼い主:「香川県に住んでいたころは、どちらかというとミヤマクワガタは珍しいという感じでしたが、ここでは、普通に見ることができます。去年も私共の納屋の門灯に飛んできたのですが、今年は一番乗りでやって参りました。」
チビちゃん:「ここは、当然、山だから、ミヤマクワガタがいるわな。」
キューちゃん:「飼い主さん、今年は捕まえてどうするつもりなんですか?」
飼い主:「メスも飛んで来たら、久々にミヤマクワガタも繁殖させようかと思って・・・。」
チビちゃん:「繁殖させて、どうするんだ!!!」
飼い主:「そういわれると・・・  しいて言えば、そこに山があるから登るという感じかな・・・?」
チビちゃん:「はたして、メスは飛んでくるのか。思惑通り行くのか? こうご期待。」

2022年7月4日(月) 小雨の中やって来たのは、ノコギリクワガタのメスでしょうか?
飼い主:「今日は小雨が降っていますが、玄関の光にさそわれてやって来たのはクワガタムシのメスです。どうも、私が今まで見たクワガタムシから判断すると、ノコギリクワガタのメスでしょうか?」
チビちゃん:「ミヤマクワガタのメスということは、ないかな。」
キューちゃん:「違うと思いますよ。飼い主さんが以前ミヤマクワガタを飼育していましたが、胸の格好やあごが違うような気がします。」
飼い主:「実物で裏側の足の付け根の所も確認しようと再度見に行きましたが、既にいなくなっておりました。どちらにしても、クワガタムシのメスの場合は、見慣れていないと分かりにくいです。」
チビちゃん:「こら!オオクワガタ、やってこんかい!」
飼い主・キューちゃん:「・・・」
クワガタムシ メス

2022年7月3日(日) 今度は畑でコクワガタのメス発見
飼い主:「畑で草むしりをしているとコクワガタのメスを発見いたしました。これで、コクワガタはオスもメスも見つけました。」
チビちゃん:「鳥や虫、蛾だらけですな。」
キューちゃん:「色々な生物と出会えるので良いですね。それは、飼い主さんにとっては自然の良い部分でしょうが、何か聞くところによると猿が近くまで迫っているというので、畑の作物には注意してください。」
飼い主:「良い所や悪い所、色々ありますが、どちらにしても人生楽しみましょう。落ち着いたら、久々に虫探しに行ってみたいと思います。  が、その時間が今夏に取れるかどうか??」
チビちゃん:「当然、無理だな!」
飼い主:「・・・」
コクワガタ メス

2022年6月22日(水) 負傷コクワガタのオス 堂々と登場
チビちゃん:「山の中だから、不思議ではない話だな。つまらん。自然のオオクワガタ登場とくれば感動するがなあ。」
飼い主:「でもね、このコクワガタ立派な角を持っていて、何かと格闘したのか足がない部分があるんです。自然の中で生きるということは厳しいということが察知できます。それを理解するのに言葉は不要です。頑張って生き抜いてほしいものです。」
キューちゃん:「人間界も形は違うけれども、同様のことがあるのではないでしょうか? 皆様、色々なことに負けずに頑張ってください。最後まであきらめずに、進んでください。そうすれば必ず道は開けます・・・。」
飼い主:「・・・?」
コクワガタ


以下香川県にて

2014年6月10日(火) 毎年この時期になると

 毎年この時期になると庭で昆虫に遭遇する。確か一昨日は、カミキリムシとクワガタムシに遭遇したのだが、うっかり写真に撮るのを忘れてしまった。ところが、今日、鳥たちの餌入れの中に潜んでいるクワガタを発見。
ピーちゃん:「おっさん!餌の中に変な虫を入れるなよ。こんな昆虫は食べられないよ。しかも、噛みつかれそうだし・・・?」
飼い主:「えー、入れてないけど。どれどれ見せてごらん。おお、クワガタだな。これは、小さくてもクワガタなんだな。」
アオちゃん:「そうですね。これは、体長2cmにも満たないチビクワガタと言われるクワガタですね。マメクワガタとの違いがわかりにくいのですが、点々の量やくぼみの形から多分チビクワガタで、正解だと思いますよ。」
チビクワガタ


★鳥たちが驚かないようにフラッシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。

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