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ブンチョウ(文鳥) 英名:Java Sparrow
 スズメ目カエデチョウ科キンパラ亜科キンパラ属ブンチョウ亜属
   インドネシア原産
 昔からいるのが、ナミブンチョウ、サクラブンチョウ、シロブンチョウの3種類です。最近は、これに、シナモンブンチョウ、シルバーブンチョウ、クリームブンチョウが加わっております。手乗りとして有名な鳥で、カナリア同様、ご存知の方も多いことでしょう。

※2015年3月を持ちまして、ブンチョウの里親募集は終了しました。

【No.6】 里親募集をしようとすると態度が変わるんですよ!!
 残念ながら、もうこれ以上飼うことはできないので2年目の親の文鳥も減らすことにし、手放す覚悟で写真をとるために外へ出した時のことです。
上記のペアを販売しようとして・・・。
ピーちゃん:「・・・・・・・・・」
飼い主:「写真をとろうとした時、オスの方が突然訴えるように私の顔を見つめ、後ろの止まり木から前の止まり木へ、そして、入り口の所までなよなよと寄ってきました。突然、太陽が雲間から顔を出し、びっくりしたのでしょうか。実は、この子は手乗りで育てた子なのですが、1年以上遊ばずにほおっておいたので既に荒に戻っており、決して手には乗らないというか、逃げ回っていた子なのです。今迄、子供も8羽ほど育てております。が、どうしたことでしょう。ちなみに下記の写真のように入口を開けてケージに手を入れてみると。」

飼い主:「何と手乗り状態です。最初はうずくまるようにしており、手で”よしよし”とさすってやると落ち着いたようで、写真のようにおとなしくしているではありませんか!逃げ回っていた子が、不思議です。恐怖心が小さい時の記憶を呼び覚まし私に頼ってくるのか?それとも人の心が読めるのか?まさしく、小鳥達のミステリーであります。怖いことや不安なことがあった時、他の小鳥の場合でも何かしらの反応があります。」
アオちゃん:「その状況を実際にご覧いただかないとなかなか理解してもらえないのではないかな?思いは伝わる人には伝わるんですよ。言葉はすべてではありません。逆に言葉というコミュニケーションのみに頼った人間には、わかりづらいかもしれませんね。」
飼い主:「困るんです。こんな調子で販売を断念したことが何度もあります。」
ピーちゃん:「あ、僕たちのことなら、良いんではないですか。むしろ、飼い主さんが作出したい種類の子となるわけですから。」
飼い主:「もちろん、文鳥たちもこういう子は天国へ行くまで飼ってやりたいんですが、世話がおろそかになってしまうとこの子にとってUBIにいることが幸せなのかという疑問が出てきます。文鳥が好きで世話をきちっとしてくれる方のところへ行くのが一番だとは思いますが。こうなると気持ちが揺らぎます。もし、この子が幸せになれなかったら等考えると迷ってしまいます。」
ピーちゃん:「じゃ、販売のページに載せるのではなく文鳥に興味が有、この項目を最後まで読んでいただいた方にお分けしたらどうでしょう。」
アオちゃん:「なるほど。さすが先輩です。」
飼い主:「さすがピーちゃん。」
ピーちゃん:「ということで、この項目をお読みなっている方で下記の条件で、このペアをゲットしませんか?無料でも良いのですが、そうなると無料だから検討する方もいらっしゃるので有料とします。」

★誠に申し訳ないのですが、既に決まっています。記載が遅くなり、申し訳ございません。


【No.5】 2011年生まれの雛たち
 2011年の秋は、いつもより繁殖が遅くなりました。左側の写真が2011年秋生まれの子供達です。右側の写真は、そうです。下記に紹介させていただいているNo4の子供達のうちの2羽です。大きくなりクリーム文鳥の本来の姿になりました。ただ、巣引きは少し下手です。

【No.4】 下記 No.3 のクリーム文鳥の雛たちの換羽中の様子

少し茶色がかった体から、白がはっきりと出てきました。もう少しで、あの綺麗なクリーム文鳥の本来の姿になります。

【No.3】 クリーム文鳥の雛たち

元気に出てきたクリーム文鳥の雛達・・・・・・でもちょっぴり眠いのよ!
飼 い 主 の 声 :「みにくいあひるの子」がどう変化していくか楽しみ。
ピーちゃんの声:僕らにもそう言っていたよね。もっと、違うほめ方はないのかねぇ。
飼 い 主 の 声 :「・・・・・・・。今日はクリスマスイブ。」
ピーちゃんの声:「はぁあ?」


【No.2】 クリーム文鳥

抱卵中のクリーム文鳥
 右の写真は抱卵中のクリーム文鳥にちょっと出てきてもらいポーズをお願いしました。
以下案内役ピーちゃんの声
 良い子の皆さんは絶対に抱卵中に僕達を呼び出したりしないでください。僕だったら、抱卵を放棄しちゃうぞ!! 


【No.1】 シルバー文鳥

古傷に打ち勝ち子孫を増やす(淡々とした不屈の精神に脱帽)
 左上の写真の文鳥は、購入時からメスが足を骨折しております。運搬時に骨折したように見せかけていましたが、実は古傷なのでもう治らないのです。骨折して直ぐの場合は、治る可能性も高いのですが・・・・。(でも、この状況は、生まれつきのような気もします。)
 購入すべきかどうか悩みましたが、「誰も買わないだろうからこのままだとかわいそうな扱いを受けるかもしれない」と思い、これも縁だから「死ぬまで面倒をみるか」という気持ちで引き取り、「無理をせず、健康で行こうな!」というような気持ちで世話をしていました。オスを離しておいた方が良いのかどうか悩みましたが、2羽とも非常に仲が良いので離すのもかわいそうと思いそのままにしておきました。すると、9月に入ったころ(繁殖時期)でしょうか最初に卵を6個産みました。あれ!と思いましたがやはりすべて無精卵でした。「もう、無理しなくていいよ。」そう呼びかけたのを今もはっきりと覚えています。ところがどうでしょう。再度卵を6個産みました。その時、私の心が動き「もういいけど、頑張ってみるか?」思わずそうつぶやいていました。心のどこかで負けるなよと期待していた部分があるのかもしれません。そのころ、私は本業の面でも弱気になっていたころでしたので一つのきっかけになるかもしれないというような気持ちも持ちました。また、いつもと変わらないブンチョウの淡々とした行動の中に何よりも強い最強の「無」を見たような気がし、日々期待が高まっていきました。雛誕生までの16日間は祈るような気持ちで過ごしたことを今も忘れておりません。私は、サクラブンチョウやシロブンチョウなど他の文鳥を繁殖させた経験がありますが、このブンチョウの時ほど、真剣にブンチョウの雛の誕生を願ったことはありません。
 ある日、どうなっているのか気になって、メス親が餌を食べに出てきているときに巣をおそるおそる覗いてみました。こ、これは、有精卵ではないか。それも、ひょっとしたら全部ではないか?うれしくなって、あわてて元に戻しました。その時の推察通り、すべて有精卵で6羽の雛が誕生しました。最初、その足で子育ては大丈夫なのだろうかと心配しましたが、日に日に雛の鳴き声が大きくなり、毎朝卵米をやる手にも喜びや躍動感が伝わってきたので「おそらく大丈夫だな」という確信が持てました。その上、幸いなことにオスも一生懸命手伝って見事に6羽育てることができました。この文鳥はそれ以後、雛を次々と育てています。
 「骨折した足でも、やればできるんだ」という不屈の精神を淡々とした姿勢で教えてくれ、勇気をくれたブンチョウに感謝です。人生、皆、師なんですね。
●平成22年11月追記 
 今は、この親の子供達も活躍してくれており、もらわれていった先でも大活躍しているようです。その上、この親の文鳥の子供達は、秋、春、共にメスが圧倒的に多く産まれています。何か、童話の中の「文鳥の恩返し」のようで、不思議に思えてなりません。

★鳥たちが驚かないようにフラシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。

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