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ジュウシマツ(十姉妹)  英名:Bengalese Finch、Society Finch
 スズメ目カエデチョウ科キンパラ亜科キンパラ属コシジロキンパラ亜属
      中国南部原産のコシジロキンパラから日本で改良
 「一番最初に飼った小鳥は十姉妹でした。」といわれる方が多いのではないでしょうか。私も小鳥としては十姉妹を最初に飼い始めました。確か小学校の時です。町内のブリーダーの方より1ペア分けていただき、喜んで持って帰ったことを今も覚えています。そして、繁殖に成功し次に茶色の十姉妹を購入しレパートリーを増やして行きました。当時は、ペットとして鳥を飼う方も多かったように思います。
 現在、ヨーロッパ十姉妹なるものがいるようですが、ここでは昔からいる十姉妹を中心に、お話させていただきます。

2020年1月を持ちまして、十姉妹の販売は終了とさせていただきました。

【No15】2020年1月16日(木) 十姉妹さん今迄ありがとう → 苦渋の決断
飼い主:「いつかは、さようならを言う時が来ると思っていましたが、ついに十姉妹さんは1ペアのみになってしまいました。コキンチョウを飼育されている方で必要といわれる方にすべてお分けした次第です。」
ピーちゃん2世:「そうか。1ペアはコモンチョウの子を育てているので、ペアとして活躍できる全員を必要な方にお分けすることができなかったようだが、最終的にはすべて手放そうとおっさんは考えているわけだ。」
アオちゃん3世:「私たちは既に自育のみで繁殖しているのでいいのですが、コモンチョウさん達の繁殖はどうするのでしょうか?」
飼い主:「まあ、どうしようかと考えているところなんですが、とにかくアオちゃんを含めコキンチョウ達の繁殖が非常に順調で、既にケージが足らなくなってきて手間も非常に増えているので、とにかく、十姉妹をすべて手放すことに決めました。また、現在中止しているコキンチョウの幼鳥の販売も引き続き行って参りたいと思っております。その詳細は、次回、ご案内させていただきます。」

【No14】2019年9月18日(水) 久々に十姉妹の子供の誕生です
飼い主:「以前はたくさん飼育していた十姉妹ですが、コキンチョウの自育への移行と共に徐々に数を減らして行き、現在は全部で6ペアとなっています。以前のように仮母に適している十姉妹は、もう、1羽もいません。」
ピーちゃん2世:「つまり、仮母にはあまり向いていない芸物が中心で、6ペアほど飼育しているということなのだが、本来なら、十姉妹の飼育はやめて、その分、僕達を多く飼うべきと言える。」
アオちゃん2世:「飼い主さんは、将来的には十姉妹を飼うのをやめようとしています。ただ、私達コキンチョウの繁殖はすべて自育なので問題はないのですが、コモンチョウさん達は、まだ、十姉妹さんが必要のようですので、やめてしまう訳にもいかず、少し変わっている芸物を飼っているということのようです。」
飼い主:「そうなんです。だから、6ペアという少ないペア数ではありますが、コモンチョウの仮母として活躍してもらっています。ただ、最近、コモンチョウの子供も増えてきましたので、この辺りで仮母としてのお仕事をお休みにし、自分達の子供を育ててもらっています。
 久々に十姉妹の子供の姿を見ると十姉妹もいいかなとは思ってしまいますが、少しでも羽数を減らしたいという気持ちもあり、困ってしまいます。」
芸物十姉妹の巣立ち

【No13】2018年7月24日(火) 十姉妹は?
飼い主:「ここの所、毎日、大変暑い日が続いており、小鳥達の世話をするのが大変な時期です。特に今年は各地で猛暑となっています。こんな時は、正直、1ペアでも少ない方がやりやすいなあ・・等という考えが脳裏に浮かんできたりします。」
ピーちゃん2世:「ちょっと、ボケとんと違うか。 しっかりしろ! 熱中症になりかけか!」
アオちゃん2世:「確かに、連日猛暑日が続いていますので、外で処理をしなければならない作業は大変です。風があれば少しはましになるのですが、そういう時に限って、所かまわず環境のことも考えず、ビニールごみ等を燃やす人達もいますので困ります。思いやりなどと言う言葉がやたらに出てくるというのは、逆に思いやりがなくなってきている証拠?のような気もします。」
飼い主:「ほんと、そうですね・・・。 まあ、その話は、またの機会にして、今後の十姉妹のペア数をどうするか?今、少し悩んでいまーす。」
ピーちゃん2世:「ということは、どういうことだ?」
飼い主:「仮母に適している十姉妹は、コキンチョウが自育のみで運営できるようになった頃から徐々に数を減らし既に飼育をやめていますが、芸物やイノ等の少し変わった、仮母には比較的適していないと思われる十姉妹達は今でも飼育しています。そのおかげで、コモンチョウの子供達も苦労せずに取れたという訳ですが、全体の世話をするのが大変なので十姉妹はなるべく増やしたくないという気持ちがあります。そこで、今後、コモンチョウにも自育してもらうことを念頭に考えると、もう少し減らしてもいいのではという結論になります。」
アオちゃん2世:「そうですね。コモンチョウの仮母としてのみ使用するのだから、5ペアもいればコモンチョウの後継ぎ位は、育ててもらえるのではないでしょうか?」
ピーちゃん2世:「もう、いらないんじゃない!! 僕達だって、以前に比べて半分以下のペア数になっているんだから、コモンチョウは増やさなくていいんじゃないかぁ!」
飼い主:「えー!十姉妹を全く飼育しないということになると、現状では少し寂しい感じもするので、アオちゃんの案を採用し十姉妹は5ペア位飼育するという方向で行きましょう。それにしても、十姉妹さん達、コモンチョウの子育てご苦労様でした。」
コモンチョウの仮母を引き受けた十姉妹
ピーちゃん2世:「あはは、奥の子なんかは、頭の毛でピースしてるよ。」
飼い主:「こら!、本人が気にしてることを言うんじゃない! 念のために断言しておきますが、私が羽を切ったというわけではなく、自然とそういうような毛が生えている子なので、誤解なさらないようにお願いします。」
アオちゃん2世:「それにしても、最近は、十姉妹さん達に興味がある方も以前に比べて極端に少なくなったような感じがします。残念!」


【No12】2018年7月4日(水) カナリアに続き またかい!
飼い主:「第4飼育室の十姉妹達が蛇にやられました。ここの所、第4飼育室は3年続けて蛇の被害にあっています。その都度、対策をしてまいりましたが、どこから侵入してくるのかわかりません。(溜息)」
ピーちゃん2世:「おそらく、最近、見かけた蛇だと思うよ。その時は、おっさんが、用があって退治できなかったんだが、とうとう付けが回ってきたという感じだな。最近は、以前と違って春先から小さな蛇もたくさん見かけてきたから、注意しないといけないなあ!」
飼い主:「そうなんですが・・・。まったく、飼育室への進入路が分かりません。毎年、ここかなと思い修理をしてまいりましたが、防げません。ひょっとしたら、入り口の戸なのかもしれません。これは、致命的か・・・。」
アオちゃん2世:「どうも、ここの所の状況を分析すると、台風が近づいて来た時に蛇が侵入するようです。今回も、台風の影響で昨晩から今朝にかけて雨がたくさん降りましたよね。去年か一昨年もそのような状況時に、蛇が出現したように思います。」
飼い主:「第4飼育室の羽数は少しずつ減らして来ていますので、とりあえず、外にある小禽舎を活かして、第4飼育室は廃止する方向が良いのではないかと思っています。」
ケージに侵入した蛇

【No11】2016年12月8日(木) 十姉妹の羽数を大きく減らしました
飼い主:「現在、コキンチョウの繁殖はすべて自育にて対応させていますので、十姉妹の羽数を随分減らせました。以前は、繁殖用のペアだけで100ペア強いましたが、現在、何と3ペアのみになっています。もちろん、老鳥ホームで暮らしている十姉妹は除いています。」
アオちゃん2世:「でも、十姉妹さんの繁殖力はあなどれませんね。次々と休みなく雛を育てています。」
ピーちゃん:「今回、親から離した十姉妹の子の中に目の周りが黒い十姉妹さんがいますので、紹介します。下記の写真の下側の子です。もう少し黒い部分が大きければ三毛とはっきり言えたのかも知れません。これからの色の変化は有り、無し?」
十姉妹

【No10】2016年68日(水) 十姉妹さん!もう頑張らなくていいんですよ!
飼い主:「コキンチョウの仮母に適した十姉妹さん達は、ご希望の方にすべてお分けしたので、現在、十姉妹は芸物と白、イノ等で10ペア程しかいません。」
ピーちゃん:「それもつい最近、子供たちを巣立ちから1年半ぐらいたってやっとペア組したんだよな。それまでずうっと追い込み籠に入れていたんだよ!全く!!早くペア組してやれよな!」
飼い主:「そうなんだけど。ペア組した途端に爆発的に増殖しだすのが十姉妹さん達なんです。増えすぎると困るんですよね。」
アオちゃん2世:「そうですね。もうすでにあちこちで十姉妹さん達の雛の鳴き声がしていますね。10ペアしかいないといっても、十姉妹さんの繁殖力は侮れません。すぐに仲間を増やしますからね。私たちも負けないように頑張らないと・・・。
 そういえば、みなさんに誤解されないように説明しておきますと、十姉妹を減らしたといっても、それは、繁殖できるペアを減らしたということで、年老いた子や体の悪い子等は、もちろんUBIの老人ホームでひっそりと楽しく暮らしていますよ。老人ホームで暮らしている僕たちコキンチョウの先輩なんかは軽く100羽を超えていますからね。老人になっても死ぬまで面倒見てくれるのは、ありがたいことです。だから羽数は多くなって当然なんですがね。」
ピーちゃん:「そうなんだよな。それだけは非常にありがたいことで、おっさんに頭が下がるわな。」
飼い主:「エッヘン!! ん!まてまて、”それだけは” っていらんだろ!」
アオちゃん2世:「では、本日の芸物十姉妹の幼鳥の写真を見てくださいね。」
十姉妹の子供達
十姉妹の子供達
アオちゃん2世:「上記の2枚の写真は、同じ親の子供たちです。7羽育てていますよ。」
飼い主:「勘弁して!!!」

【No9】 2016年3月21日(月) 十姉妹の行方?
飼い主:「今期よりコキンチョウは、自育のみで繁殖させています。そのため、仮母十姉妹はすべて飼育を希望する方にお分けいたしましたので、現在は1ペアもいない状態なんです。」
アオちゃん2世:「そうですね。今期から1羽も十姉妹さんにお願いすることなく、私たち自身の自育によってのみ仲間を増やしています。そのせいで、狙った多くの品種の子を確実に取るのは難しくなりましたが、お陰様で繁殖は順調に推移していて全く問題ない状況となっています。」
飼い主:「そうなんです。むしろ、もっと早く自育のみの繁殖に踏み切っていればよかったと思っています。この調子で行くと十姉妹さんに飼育をお願いする必要はなさそうなので、今後も仮母十姉妹は飼育する必要がなくなりました。でも、芸物や白等特殊な子を中心に、十姉妹として、以前に比べ僅かにはなりますが、今後も飼育してく予定です。」
ピーちゃん:「というか、現在、数十羽追い込みで飼育しているだけで、ほったらかしにしているではないですか!! 最近、1ペアだけペア組しただけですよね。十姉妹さん達には過去に大変お世話になったんだから、ちゃんと面倒を見てあげてくださいよ。」
飼い主:「はい、わかりました。なお、残りの子達もできるだけ早く?ペア組をして上げようとは思っているのですが、いろいろと忙しくて・・・<(_ _)>。」
アオちゃん2世:「それでは、現在、唯一ペア組したペアの子が孵っていますので、写真にて紹介させていただきます。」
芸物十姉妹の子供

【No8】 2015年9月7日(月) 十姉妹達は?
ピーちゃん:「今期から仮母十姉妹さんたちは、宣言通り1ペアも見当たらないんだが、どうなったんだ!十姉妹さんの問い合わせもあるよ!」
飼い主:「はい、ありがとうございます。前期から仮母十姉妹のペアをだんだんと減らしてきました。減らす前は100ペアを超えていたのですが、現在は仮母十姉妹は1ペアもいなくて、コキンチョウの繁殖はすべて自育で挑戦させています。だから、コキンチョウの狙っている品種が取りにくいという状況にはなっていますが、繁殖には差し支えないという状態です。従って、仮母用の十姉妹やキンカチョウは、現在、申し訳ないのですが1羽もいません。」
ピーちゃん:「ということは、十姉妹の飼育はやめるということなのかな?」
アオちゃん2世:「仮母用の十姉妹はやめるということですが、芸物等の十姉妹は、下記の写真のように飼育しています。ただ、多くのペアを飼うつもりはなく、せいぜい10ペア位の予定です。でも、まだ若鳥のペア組はしていないので、飼い主さん、早くペア組してあげてくださいね。」
飼い主:「すいません。<(_ _)>いろいろと忙しく、遅くなっています。ただ、積極的に増やす予定はありませんので・・・。あわてないあわてない(*^_^*)」
ピーちゃん:「一休さんのまねかい!!おっさんは、一休というより全休というところだと思うよ。アッハッハー・・・。」
飼い主:「・・・・・」
ペア組を待っている十姉妹
※アオちゃんのワンポイント講座
 仮母十姉妹とは、コキンチョウの卵を抱卵させ雛を育てさせる十姉妹のことで、そういう十姉妹の品種がいるというわけではありません。

【No7】 2014年11月22日(土) もう河童とは言わせない!!
飼い主:「最近、仮母十姉妹を0にするため、十姉妹さんの整理をしていると見なれない子がいましたよ。」
立派に成長
ピーちゃん:「脱、河童と言う訳ですか!結構結構。」
飼い主:「脱河童??何言ってんの。」
アオちゃん2世:「お忘れですか。飼い主さん。流石にピーちゃんのように河童とは言っていませんでしたが、うなずいていましたよね。この子は、下記の”【No6】 2014年6月20日(金) 毎年この時期になると”で紹介させていただいた河童のような十姉妹さんです。今は立派に成長したんですよ。」
飼い主:「ああ、そうか。その子ですか!」
ピーちゃん:「全く、覚えが悪いですな。やっぱり、仮母十姉妹は0にし、十姉妹さんは覚えられる位のペア数にすべきでしょうね。」
飼い主:「うーん、悔しいけど。そうします。<(_ _)>」
アオちゃん2世:「でも、その方が結果的には余裕が出来て、全体的には良い傾向になると思いますよ。」

【No6】 2014年6月20日(金) 毎年この時期になると
 毎年この時期になると、コキンチョウの子供達を育てていた十姉妹達が自分達の子供を育てられることになる。そうなんです、只今、十姉妹達が爆発的に増殖中。
飼い主:「ちょっと困るなあ。十姉妹さん達が増え過ぎると困るんだよな。」
ピーちゃん:「すごいよなあ、僕たちの子供を育てることにより、抑えられていた不満が爆発したという感じだよね。それにしても、河童のような下の子は何!笑ってしまうよな、アオちゃん。」
アオちゃん:「僕、ちょっと具合が悪いんだ。」
ピーちゃん:「やっぱりそうか。辛そうだもんね。」
飼い主:「え、アオちゃんどうしたんだよ。まさか、変な物を食べたのかな?気候のせいかな?換羽中だから少し体力を消耗していることもあるな。
 いずれにしても、アオちゃん、ゆっくりと休んで、しっかりと食べ頑張るんだよ。」
河童のような梵天十姉妹

【No5】 2013年6月 コキンチョウのシーズン・オフ、十姉妹達は

仮母十姉妹に育てられたコキンチョウ
今期のコキンチョウの巣立ちが収束
ピーちゃん:「最近は、僕たちの幼鳥の巣立ちが少なくなってきましたね。あと、十数羽巣立てば今期はひとまず終了ですね。」
アオちゃん:「十姉妹さん達、今年もありがとうございます。おかげ様で、たくさんの仲間を増やすことができ、心より感謝いたしております。もう少しすれば、また、次の繁殖が始まります。今のうちに十姉妹さん達の子供を増やしておいてくださいね。お願いします。」
飼い主:「うーーーん。ちょっと、あまりあおらないでよ。みんなが、一斉に子育てをすると爆発的に増えるから困るので、ほどほどでお願いします。すでに、各庭箱やケージでたくさんの十姉妹さん達が誕生していますので・・・。」 (´・ω・`;A) アセアセ
十姉妹 十姉妹
このペアは、雛を6羽育成中 ここは、雛が8羽いるから少し無理をして出てきているようです。
十姉妹 十姉妹
まあ、どのペアも自分の雛だとたくさん育ててますね。

【No4】 2013年2月28日 最後まで責任を果たして旅立った十姉妹
仮母に育てられたコキンチョウ
飼い主:「2010年1月31日に我が家で巣立ちした十姉妹のメスが、本日(2013年2月28日)最後のお仕事として、コキンチョウの雛3羽を一人餌になる迄育て上げた上で、天国へ旅立って行きました。最後の最後まで子供たちに餌を与えようとしていたのか、餌入れの中で餌を口に付けたままの姿で横たわって静かに息を引取っていたのです。」
アオちゃん:「よく、働いてくれましたよね。せめて、最後に老鳥マンションでのんびりした老後を送ってほしかったですね。育てていただいたコキンチョウの中の1羽は、必ず家に置いといてもらうからね。」
ピーちゃん:「生あるものは必ず滅ぶ。だからこそ、1日1日を最大に生きなければならない。SF1044Hさん(十姉妹の名前)は、最後までお仕事をし、前向きに生きたので悔いはないんじゃないかな。残された私達がくよくよしていたんでは、SF1044Hさんは喜びませんよ。」
飼い主・ピーちゃん・アオちゃん:「そうだ、SF1044Hさんありがとう。僕たちもSF1044Hさんを見習って精一杯生きていこう!!」
飼い主:「3月3日(日)上記の子供たちが立派に育ち、巣立ちしました。写真の下の餌入れに止まっている2羽の子と向かって左側の止まり木に止まっている奥の端の子になります。ブルー2羽とノーマル/ブルー1羽の計3羽、無事に巣立つことができましたよ。天国のお母さん、見てますか?」
ピーちゃん:「よかったね。おめでとう。もう大丈夫だね。ここに居れば換羽時に落鳥することはほとんどないからね。」
アオちゃん:「ノーマル/ブルーというのは、ブルースプリットを持っているノーマルと言うことになります。例えば、ノーマル×ブルーの子供のように、片方の親がブルーであれば必ずブルースプリットを持つようになります。但し、皆様、何でもかんでも同じように考えてスプリットを持つと理解してはいけません。例えば、片方の親がシルバーだからシルバーのスプリットを持つというのはあり得ません。そもそも、シルバーのスプリットと言うものは存在しません。一つ一つ、確実に理解して行きましょう!」
アオちゃんのワンポイント講座でした♪
追い込みのコキンチョウ達

【No3】 コキンチョウの雛育てから解放された十姉妹たちの様子
 コキンチョウの繁殖時期は、コキンチョウの雛を育成してもらっている十姉妹たちですが、コキンチョウの非繁殖期にはご覧のように自分の子をせっせと育てています。
千代田十姉妹の家族 十姉妹の雛
千代田十姉妹の子育て
 コキンチョウの雛育てはあまり上手な方ではないのですが、自分の子はちゃんと5羽育ててますね。千代田も3羽ほどできてますね。
並十姉妹の子育て スタート編
 コキンチョウの雛で育てられるのは、3羽ぐらいなのですが、自分の雛となるとなんと頑張ってますね。でも、そのくらいで勘弁して!
並十姉妹の子育て 終了編  7羽とも立派に育ちました。
並十姉妹

【No2】 No1-1に記載の白十姉妹のコキンチョウ育て
 下記に記載の白十姉妹の若鳥夫婦が胡錦鳥育てに成功しました。普通の十姉妹と変わらず上手に育てることができました。
仮母に育てられたコキンチョウの巣立ち仮母に育てられたコキンチョウの巣立ち

白十姉妹の若鳥

 下記に記載の通り、自分の子を4羽育てた後、抱かすつもりはなかったのですが間違えて胡錦鳥の卵を4個抱かしてしまいました。その内の2個の卵が孵化し、順調に育ち10月22日に巣から胡錦鳥の子供2羽が出てきました。少し小さいようですが上記の写真のように立派に育っています。しかも、1羽はご覧の通りブルー胡錦鳥です。この胡錦鳥の親は、両方ともブルースプリットを持ったノーマル胡錦鳥ですので、ノーマルの雛とブルーの雛の両方が出ます。ブルーの雛の場合、背中の色が違うのでわかります。詳細は、コキンチョウのページをご覧ください。絶対見てね(案内役:ピーちゃんより)。

【No1-1】 子育ての代表十姉妹
 通常の十姉妹は、飼いやすく繁殖しやすい鳥だといえます。いろんな色があり、芸物十姉妹と言って羽毛が変化しているものまでいます。ただ、私は十姉妹には申し訳ないのですが胡錦鳥育成のために飼っている状況です。とはいっても、私の目標は「胡錦鳥のための子育て上手な十姉妹育成」なので普通の鳥より力が入っているのも事実です。とほほ!
白十姉妹 梵天十姉妹
白十姉妹の若鳥
 白十姉妹の若鳥です。親は、白ではありません。通常、白十姉妹は子育てが下手だと言われていますが、白でない子育て上手な親同士から生まれた白も子育てが下手なのかどうかこの番で実験してみたいと思います。(清楚な感じで白は綺麗です。少数飼われる方には白をお勧めします。)
実験結果
●最初の巣立ちの雛数は4羽でした。上手いとは言えませんが、大きな問題はないようです。
●2回目の子育ては、うっかりコキンチョウの卵を抱卵させてしまいました。
●平成22年9月29日追加
 コキンチョウの卵4個のうち2個孵化。後は残念ながら無精卵でした。現在、順調にコキンチョウの雛を子育て中。子育てが下手なのかどうかは、わからないかもしれませんが、コキンチョウを立派に育ててくれれば問題なし。(すいません。私の考え方によるとこうなります。)
梵天十姉妹
 子育ての上手な十姉妹で一度に6羽ほど育成します。梵天は個人的にはあまり興味がありません。綺麗に見える時もあればそうでないときもあります。私が興味がある十姉妹と言えば、上記に記載させていただいた通り、子育て上手な十姉妹です。胡錦鳥の雛を一度に5羽、平気な顔で育ててくれれば非常にありがたいのですが・・・・。十姉妹にとって無謀かな?
●平成22年9月29日追加
 当然、この子にもコキンチョウの卵を4個抱卵させました。そのうち3個は有精卵で雛誕生。しかし、1羽は卵を半分くらい割って顔を出したところで天国へ。残念!(ブルーの子なのに・・・・)というわけで現在2羽育成中。
 まあ、このペアはしっかりと子育てをしてくれるはず。ただ、今年は気候のせいか少し無精卵が多いようです・・・。

赤頭ブルーコキンチョウ黄頭白胸ノーマルコキンチョウ本当に気候のせいなの。あんたのやり方が悪いんでしょ!

 コキンてキツイこと言うよね。ね。

【No1-2】 仮母としての十姉妹

仮母十姉妹 良く馴れた十姉妹
馴れていない仮母十姉妹
 あまり馴れていない十姉妹です。それでも胡錦鳥の雛を立派に育ててくれます。最初、雛育成時でも、あまり粟玉を食べないので心配しました。しかし、他の十姉妹と比べて栄養素配合のグリーンボレーと菜っ葉、及び主食を良く食べるせいか問題ないようです。
よく馴れた仮母十姉妹の代表
 よく馴れた代表と言えば胡錦鳥の所でも紹介させていただいたこのメスの十姉妹をおいて他にはいません。胡錦鳥は4羽ほど育てることができます。この十姉妹の最初の子育てから胡錦鳥をお願いしましたが、問題なくうまく育ててくれています。
 最近は疲れてきているようなのでゆっくりと自分の子供を育成させています。「あれ、なんで自分の子供も4羽なの?」
 また、秋からお願いしようと思っています。それまでゆっくりと・・・。でも、せっかくこの十姉妹の子供達を育成したのだから、秋はこの十姉妹の子供達に活躍してもらわねば。あ!そういえば、この子供たちをほったらかしにしてまだ、馴らしていなかった。 ギャビーン!
●平成22年9月
 と言っているうちに秋が来てしまいました。しかし、「親の血をひく」とでもいいましょうか、この子供達や他のよく馴れているジュウシマツの子供達も特に何もしなかったのですが、いつの間にか私に馴れてコキンチョウの卵を温めてくれています。巣の中を見る時も手でそっと押しのけています。それでも怒っていないようです。(但し、何度も覗くのであきれているかも?)もちろん、この十姉妹にも無理しないように数を減らしてお願いしています。
 多産系でよく馴れる十姉妹は本当に有りがたいですね。しかし、馴れているジュウシマツの子供がすべて馴れるということではなく、確率が高いということですので念のため。

出番を待つ子供達

【No1-3】 十姉妹に胡錦鳥の雛を育てさせるには自分の雛の育成経験が必要か?
 「自分の雛を育てた経験のある十姉妹に胡錦鳥の卵を抱かした方が良い。」という説があります。それはそれで、経験者のおっしゃることですからあっているのだと思います。
 私の経験では、育成できる雛の多い少ないの違いがあるとは思いますが、最初の子育てから胡錦鳥をお願いしても問題なかったようです。成熟した十姉妹であれば、初めてだったので子育てを失敗したということはないのでは?皆様方はどうですか?
 私どもでは、偶然ではありますが十姉妹が足らなくなった時期があったので最初から胡錦鳥を育てさせた十姉妹が結構いました。

★鳥たちが驚かないようにフラシュレスで自然の姿を撮影しております。お見苦しい点が多くございますがご了承ください。

コキンチョウへ 上へ キンカチョウへ

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